登録販売者 2025年 中国・四国 問82
問題文
内用痔疾用薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a オウゴンは、シソ科のコガネバナの周皮を除いた根を基原とする生薬で、主に抗炎症作用を期待して用いられる。
b カイカは、マメ科のエンジュの成熟果実を基原とする生薬で、主に止血効果を期待して用いられる。
c ボタンピは、ボタン科のボタンの根皮を基原とする生薬で、鎮痛鎮痙作用、鎮静作用を期待して用いられる。
d メトカルバモールは、毛細血管を補強、強化して出血を抑える働きがあるとされ、止血効果を期待して配合されている場合がある。
選択肢
1:(a、b)
2:(a、c)(正解)
3:(a、d)
4:(b、d)
5:(c、d)
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内用痔疾用薬の配合成分【登録販売者解説】
正解の理由
オウゴン・ボタンピは正しく、カイカの基原部位と止血成分の名称が入れ替わっています。
2(a、c)の組み合わせが正しいです。aとcは正しく、bとdは誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第3章「主な医薬品とその作用」の「内用痔疾用薬」です。
解法ステップ
- aの「オウゴン」「コガネバナの周皮を除いた根」「抗炎症作用」に注目します。
- bは、エンジュの「成熟果実」がカイカの基原部位かを確認します。
- cは、ボタンピの基原と期待される作用が合っているかを見ます。
- dは、「毛細血管を補強、強化して出血を抑える」という作用に対応する成分名を確認します。
選択肢別の誤答解説
a 正しい
オウゴンは、シソ科のコガネバナの周皮を除いた根を基原とする生薬です。主に抗炎症作用を期待して用いられます。
オウゴンは、シソ科のコガネバナの周皮を除いた根を基原とする生薬です。主に抗炎症作用を期待して用いられます。
b 誤り
×「カイカはエンジュの成熟果実」→ ○「カイカはエンジュの蕾(つぼみ)」
エンジュの成熟果実を基原とするのはカイカクです。カイカもカイカクも主に止血効果を期待して用いられますが、基原となる部位が異なります。
×「カイカはエンジュの成熟果実」→ ○「カイカはエンジュの蕾(つぼみ)」
エンジュの成熟果実を基原とするのはカイカクです。カイカもカイカクも主に止血効果を期待して用いられますが、基原となる部位が異なります。
c 正しい
ボタンピは、ボタン科のボタンの根皮を基原とする生薬です。鎮痛鎮痙(ちんつうちんけい:痛みを抑え、筋肉のけいれんを鎮める作用)や鎮静作用を期待して用いられます。
ボタンピは、ボタン科のボタンの根皮を基原とする生薬です。鎮痛鎮痙(ちんつうちんけい:痛みを抑え、筋肉のけいれんを鎮める作用)や鎮静作用を期待して用いられます。
d 誤り
×「メトカルバモール」→ ○「カルバゾクロム」
毛細血管を補強、強化して出血を抑え、止血効果を期待して配合される成分はカルバゾクロムです。
×「メトカルバモール」→ ○「カルバゾクロム」
毛細血管を補強、強化して出血を抑え、止血効果を期待して配合される成分はカルバゾクロムです。
組み合わせで見ると、1はbを含みcを含まないため誤りです。3はdを含みcを含まないため誤りです。4はb・dを含み、a・cを含まないため誤りです。5はdを含み、aを含まないため誤りです。
よくある誤解
- カイカとカイカクを混同する:どちらもエンジュ由来で止血効果を期待しますが、カイカは蕾、カイカクは成熟果実です。
- 作用が合っていれば成分名も正しいと思う:dは作用の説明ではなく、成分名が誤っています。
- 生薬名と基原部位を一緒に覚えない:基原となる植物だけでなく、「根」「根皮」「蕾」などの部位も問われます。
補足コラム
内用痔疾用薬では、生薬成分のほかに止血成分が配合される場合があります。生薬では、カイカやカイカクに止血効果が期待されます。成分名で問われたときは、毛細血管を補強・強化して出血を抑えるカルバゾクロムと区別しましょう。
FAQ
すべての内用痔疾用薬に、これらの成分が配合されていますか?
いいえ。手引きでは、これらの成分が配合されている「場合がある」とされています。製品によって配合成分は異なります。
いいえ。手引きでは、これらの成分が配合されている「場合がある」とされています。製品によって配合成分は異なります。
関連キーワード: 内用痔疾用薬、オウゴン、カイカ、カイカク、ボタンピ、カルバゾクロム、止血効果

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