戦国登販登録販売者試験 過去問
過去問・解説試験概要お問い合わせ料金プラン

登録販売者 2025年 奈良・関西広域連合・福井 問27


問題文

一般用医薬品の催眠鎮静薬及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、慢性的に不眠症状がある人や、医療機関において不眠症の診断を受けている人に使用される。 b 妊娠中に生じる睡眠障害は、睡眠改善薬の適用対象である。 c アリルイソプロピルアセチル尿素は、脳の興奮を抑え、痛覚を鈍くする作用がある。 d 小児及び若年者では、抗ヒスタミン成分により眠気とは反対の神経過敏や中枢興奮などが現れることがある。

選択肢

1:a:正、b:誤、c:正、d:正
2:a:正、b:正、c:正、d:誤
3:a:正、b:正、c:誤、d:誤
4:a:誤、b:正、c:誤、d:正
5:a:誤、b:誤、c:正、d:正(正解)

🔒 解説は解答すると表示されます

催眠鎮静薬の適用と成分【登録販売者解説】

正解の理由

抗ヒスタミン成分の睡眠改善薬は一時的な不眠に用い、妊娠中の不眠や慢性的な不眠には用いません。アリルイソプロピルアセチル尿素は脳の興奮を抑え、痛覚(痛みを感じる感覚)を鈍くします。
組合せは 5 です。aは誤り、bは誤り、cは正しく、dも正しい記述です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第3章「主な医薬品とその作用」の催眠鎮静薬に関する項目です。

解法ステップ

  1. aの「慢性的に不眠症状がある人」「不眠症の診断を受けている人」を確認します。睡眠改善薬の対象となる人かどうかが判断のポイントです。
  2. bでは、妊娠中の睡眠障害が睡眠改善薬の適用対象かを確かめます。
  3. cの「脳の興奮を抑え、痛覚を鈍くする」は、アリルイソプロピルアセチル尿素の作用として覚えます。
  4. dの「眠気とは反対の神経過敏や中枢興奮」に注目し、該当する組合せを選びます。

選択肢別の誤答解説

  • a:誤りです。
    ×「慢性的に不眠症状がある人や、不眠症の診断を受けている人に使用」→ ○「一時的な睡眠障害(寝つきが悪い、眠りが浅い)の緩和に用いる」
    慢性的な不眠や医療機関で不眠症と診断された人は、睡眠改善薬の対象ではありません。
  • b:誤りです。
    ×「妊娠中に生じる睡眠障害は、睡眠改善薬の適用対象である」→ ○「睡眠改善薬の適用対象ではない」
    妊娠中の睡眠障害は、ホルモンのバランスや体型の変化などが原因となることがあり、睡眠改善薬の適用対象ではありません。
  • c:正しい記述です。
    アリルイソプロピルアセチル尿素には、脳の興奮を抑え、痛覚を鈍くする作用があります。
  • d:正しい記述です。
    小児や若年者では、抗ヒスタミン成分によって眠気とは反対に、神経過敏や中枢興奮(脳や脊髄の働きが高ぶること)が現れる場合があります。特に15歳未満の小児では起こりやすく、抗ヒスタミン成分を含む睡眠改善薬の使用は避けることとされています。
選択肢ごとの組合せは、次のように確認できます。
  • 1:aを「正」としていますが、aは誤りです。
  • 2:a・b・dを「正・正・誤」としていますが、実際は「誤・誤・正」です。
  • 3:a・b・c・dすべての正誤が、実際の判定と異なります。
  • 4:bを「正」、cを「誤」としていますが、実際はbが誤り、cが正しいです。
  • 5:a・bを誤り、c・dを正しいとしており、記述の判定と一致します。

よくある誤解

  • 「不眠に使う薬だから、慢性的な不眠にも使える」と考えがちです。睡眠改善薬は、一時的な睡眠障害の緩和に用いるものです。
  • 「妊娠中の睡眠障害も、一般的な不眠と同じ」と読み替えないようにしましょう。問題文は、妊娠中の睡眠障害を適用対象に含めている点が誤りです。
  • 抗ヒスタミン成分の作用を「眠気が出る」とだけ覚えると、dを誤りと判断しやすくなります。小児や若年者では、反対に神経過敏や中枢興奮が現れることがあります。

補足コラム

ブロモバレリル尿素とアリルイソプロピルアセチル尿素は、どちらも脳の興奮を抑え、痛覚を鈍くする作用があります。少量でも眠気を催しやすく、反復して摂取すると依存を生じることが知られています。これらを含む医薬品を使用した後は、乗物の運転や危険を伴う機械の操作を避ける必要があります。

FAQ

抗ヒスタミン成分を含む睡眠改善薬を服用した後、目が覚めれば運転できますか?
目が覚めた後も、注意力や判断力の低下、めまい、倦怠感などが現れることがあります。翌日まで眠気やだるさがあるときは、それらが消失するまで運転などを避ける必要があります。

関連キーワード: 睡眠改善薬、抗ヒスタミン成分、アリルイソプロピルアセチル尿素、ブロモバレリル尿素、神経過敏
← 前の問題へこの年度をクイズで解く次の問題へ →
戦国登販クイズ機能

\ せっかくなら /

登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?

クイズ画面へ遷移する→

すぐに利用可能!

©︎2026 登録販売者試験 過去問学習サイト

このサイトについてブログプライバシーポリシー利用規約特商法表記開発者について