登録販売者 2026年 奈良・関西広域連合・福井 問114
問題文
一般用医薬品の添付文書等において、「次の人は使用(服用)しないこと」の項目中に、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」と記載することとされている内服薬の成分の正誤について、正しい組合せを選べ。
a ジフェンヒドラミン塩酸塩
b ロペラミド塩酸塩
c イブプロフェン
d ジヒドロコデインリン酸塩
選択肢
1:a:正、b:誤、c:正、d:正
2:a:正、b:誤、c:正、d:誤
3:a:誤、b:正、c:正、d:誤
4:a:誤、b:誤、c:誤、d:正
5:a:正、b:正、c:誤、d:正(正解)
🔒 解説は解答すると表示されます
運転操作の注意対象成分【登録販売者解説】
正解の理由
ジフェンヒドラミン塩酸塩・ロペラミド塩酸塩・ジヒドロコデインリン酸塩は運転操作に注意し、イブプロフェンはこの注意の対象成分ではありません。
正しい組合せは5です。aは正、bは正、cは誤、dは正です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第5章「医薬品の適正使用・安全対策」の、使用上の注意「してはいけないこと」に関する項目です。
解法ステップ
- 成分名を見て、運転操作の注意対象として扱われる成分かを確認します。
- ジフェンヒドラミン塩酸塩とジヒドロコデインリン酸塩は、注意対象として判断します。
- ロペラミド塩酸塩も対象に含めます。イブプロフェンは対象成分ではないため、cは誤りです。
- a・b・dを正、cを誤とする組合せを選びます。
選択肢別の誤答解説
-
a ジフェンヒドラミン塩酸塩:正しい記述です。
抗ヒスタミン成分で、運転操作の注意対象です。抗ヒスタミン成分は眠気を促すことがあり、運転中などに重大な事故につながるおそれがあります。aを誤りとする選択肢3・4は、この記述の判定が違います。 -
b ロペラミド塩酸塩:正しい記述です。
ロペラミド塩酸塩は、この設問で問われている運転操作の注意対象に含まれます。対象外とする選択肢1・2・4は、この記述の判定が違います。 -
c イブプロフェン:誤った記述です。
イブプロフェンは解熱鎮痛成分ですが、この設問の運転操作の注意対象成分ではありません。正しい記述として扱う選択肢1・2・3は、この判定が違います。なお、これはイブプロフェンに副作用がないという意味ではありません。 -
d ジヒドロコデインリン酸塩:正しい記述です。
鎮咳成分(咳を抑える成分)で、運転操作の注意対象です。選択肢2・3は、この記述を誤りとしている点が違います。
よくある誤解
-
「解熱鎮痛成分なら、すべて運転操作の注意対象」と考えること。
成分の分類だけで決めず、手引きで対象として示されているかを確認します。 -
ロペラミド塩酸塩を、下痢止めという用途だけで対象外と判断すること。
薬の用途から注意事項を推測せず、成分名と注意対象の対応を覚えます。 -
眠気のイメージが強い成分だけを選ぶこと。
設問では成分ごとの注意対象を問うため、印象だけで判断しないことが大切です。
補足コラム
抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きを抑えます。ヒスタミンは脳で覚醒の維持・調節に関わるため、その働きが抑えられると眠気が促されることがあります。運転操作の注意は、眠気などによる事故を防ぐためのものです。
FAQ
添付文書では、運転操作の注意はどの項目に記載されますか?
使用上の注意の「してはいけないこと」に記載されます。添付文書の項目名と、具体的な注意内容をセットで覚えましょう。
使用上の注意の「してはいけないこと」に記載されます。添付文書の項目名と、具体的な注意内容をセットで覚えましょう。
抗ヒスタミン成分が入っている薬は、どのように見分けますか?
成分名を確認します。ジフェンヒドラミン塩酸塩は代表例の一つです。成分によって注意事項が異なるため、製品の表示も確認します。
成分名を確認します。ジフェンヒドラミン塩酸塩は代表例の一つです。成分によって注意事項が異なるため、製品の表示も確認します。
関連キーワード: 運転操作、してはいけないこと、ジフェンヒドラミン塩酸塩、ロペラミド塩酸塩、イブプロフェン、ジヒドロコデインリン酸塩

\ せっかくなら /
登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!
