登録販売者 2022年 北海道・東北 問68
問題文
次の記述は、耳に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
a 外耳道の軟骨部には耳毛が生えていて、空気中の埃等が入り込むのを防いでいる。
b 小さな子供では、耳管が太く短くて、走行が水平に近いため、鼻腔からウイルスや細菌が侵入し感染が起こりやすい。
c 内耳は、鼓膜、鼓室、耳小骨、耳管からなる。
d 聴覚器官である前庭と平衡器官である蝸牛の内部は、リンパ液で満たされている。
選択肢
1:(a、b)(正解)
2:(a、c)
3:(b、d)
4:(c、d)
🔒 解説は解答すると表示されます
耳の構造と働き【登録販売者解説】
正解の理由
耳毛は外耳道への異物の侵入を防ぎ、子どもの耳管は感染が起こりやすい特徴があります。内耳と中耳の区別もポイントです。
1(a、b)が正しい組み合わせです。a・bは正しく、c・dは誤りです。根拠は『試験問題の作成に関する手引き(令和4年3月)』第2章「人体の働きと医薬品」の耳の構造に関する項目です。
1(a、b)が正しい組み合わせです。a・bは正しく、c・dは誤りです。根拠は『試験問題の作成に関する手引き(令和4年3月)』第2章「人体の働きと医薬品」の耳の構造に関する項目です。
解法ステップ
- aは「外耳道の軟骨部」と「耳毛」が結び付いているかを確認します。
- bは、子どもの耳管の特徴として「太く短い」「走行が水平に近い」と書かれているかを見ます。
- cは「内耳」と「鼓膜・鼓室・耳小骨・耳管」の組み合わせに注目します。
- dは「聴覚器官」と「平衡器官」の名称が逆になっていないかを確認します。
選択肢別の誤答解説
-
a 正しい
外耳道の軟骨部には耳毛が生えており、空気中の埃などが入り込むのを防いでいます。 -
b 正しい
子どもの耳管(じかん)は太く短く、走行が水平に近いため、鼻腔(びくう)からウイルスや細菌が侵入して感染が起こりやすいとされています。 -
c 誤り
×「内耳は、鼓膜、鼓室、耳小骨、耳管からなる」→ ○「中耳は、鼓膜、鼓室(こしつ)、耳小骨(じしょうこつ)、耳管からなる」
内耳は、聴覚器官である蝸牛(かぎゅう)と、平衡器官である前庭(ぜんてい)からなります。問題文は中耳の構造を内耳のものとしているため誤りです。 -
d 誤り
×「聴覚器官である前庭と平衡器官である蝸牛」→ ○「聴覚器官である蝸牛と平衡器官である前庭」
聴覚を担うのは蝸牛、平衡感覚を担うのは前庭です。なお、蝸牛と前庭の内部がリンパ液で満たされているという部分は正しいです。
選択肢の組み合わせでは、a・bを含む1が該当します。2はcを含み、bを含みません。3はdを含み、aを含みません。4はc・dを含み、a・bを含まないため、いずれも正しい組み合わせではありません。
よくある誤解
- 中耳と内耳の取り違えに注意しましょう。鼓膜・鼓室・耳小骨・耳管は中耳の構造です。
- 蝸牛と前庭の役割の入れ替えが、よくあるひっかけです。「蝸牛=聞く」「前庭=平衡」と整理します。
- dのように、前半の用語が誤っていても、後半の「内部はリンパ液で満たされている」は正しい場合があります。文全体を分けて判断しましょう。
補足コラム
音は、外耳道を通って鼓膜を振動させます。その振動は中耳の耳小骨で増幅され、内耳へ伝わります。内耳では、蝸牛が聴覚を、前庭が平衡感覚を担います。
FAQ
Q. 前庭は、どのような動きや感覚に関係しますか?
A. 前庭には、水平・垂直方向の加速度を感知する部分と、体の回転や傾きを感知する部分があります。
A. 前庭には、水平・垂直方向の加速度を感知する部分と、体の回転や傾きを感知する部分があります。
関連キーワード: 外耳道、耳毛、耳管、中耳、内耳、蝸牛、前庭

\ せっかくなら /
登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!
