戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2022年 北海道・東北 問90


問題文

次の記述は、薬局での医薬品の販売等に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
a 薬局で一般用医薬品の販売を行うときは、薬局開設許可の他に店舗販売業の許可が必要である。 b 薬局では、特定の購入者の求めに応じて医薬品の包装を開封して分割販売することは認められるが、医薬品をあらかじめ小分けし、販売することは認められない。 c 第一類医薬品を販売する薬局において、薬剤師を薬局の管理者とすることができない場合には、要指導医薬品若しくは第一類医薬品を販売する薬局等において登録販売者として3年以上業務に従事した者を薬局の管理者とすることができる。 d 医薬品医療機器等法施行規則第1条第2項第2号で規定する薬局の薬剤師不在時間には、登録販売者が従事していたとしても第二類医薬品又は第三類医薬品以外の医薬品の販売を行うことはできない。

選択肢

1:(a、c)
2:(a、d)
3:(b、c)
4:(b、d)(正解)

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薬局の販売と管理体制【登録販売者解説】

正解の理由

薬局での分割販売は購入者の求めに応じて行い、薬剤師不在時間に販売できるのは第二類・第三類医薬品です。
正しい記述は b・d で、この組み合わせに当たるのは 4 です。記述a・cは誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第4章「薬事関係法規・制度」の薬局の販売、薬局管理者、薬剤師不在時間に関する箇所です。

解法ステップ

  1. aの「薬局開設許可の他に店舗販売業の許可」に注目します。薬局での販売に、店舗販売業の許可まで必要なのかを確認します。
  2. bは「特定の購入者の求めに応じて」と「あらかじめ小分け」の違いを見ます。販売のために前もって小分けしておくことと、購入者の求めに応じて分割することは別です。
  3. cは「薬局の管理者」と「店舗の管理者」を区別します。第一類医薬品を扱う店舗の管理者に関する例外を、薬局の管理者に当てはめていないか確認します。
  4. dは「薬剤師不在時間」と「第二類・第三類以外」に注目します。不在時間に販売できる医薬品の範囲を確認します。

選択肢別の誤答解説

  • a 誤り
    ×「薬局開設許可の他に店舗販売業の許可が必要」→ ○「薬局開設許可が必要」
    薬局で医薬品を販売するために、薬局開設許可に加えて店舗販売業の許可を受ける必要はありません。薬局と店舗販売業は、別の許可区分です。
  • b 正しい
    特定の購入者から求められた場合、薬局では医薬品の包装を開封して分割販売できます。一方、あらかじめ小分けして販売することとは区別します。手がかりは、分割販売が「特定の購入者の求めに応じて」行われる点です。
  • c 誤り
    ×「第一類医薬品を販売する薬局の管理者」→ ○「第一類医薬品を販売する店舗の店舗管理者」
    薬局の管理者は薬剤師です。登録販売者を管理者とする例外は、第一類医薬品を販売する店舗で薬剤師を店舗管理者とできない場合に関する規定です。登録販売者としての一定の従事経験があっても、この例外を薬局の管理者に当てはめることはできません。
  • d 正しい
    薬剤師不在時間内に登録販売者が販売できるのは、第二類医薬品または第三類医薬品です。したがって、それ以外の医薬品は販売できません。要指導医薬品や第一類医薬品の陳列区画についても、原則として閉鎖が必要です。
選択肢の組み合わせも、記述の正誤と照らして確認しましょう。
選択肢組み合わせ照合結果
1a・c誤りのa・cを含み、正しいb・dを含みません。
2a・d誤りのaを含み、正しいbを含みません。
3b・c誤りのcを含み、正しいdを含みません。
4b・d正しい記述の組み合わせです。

よくある誤解

  • 薬局と店舗販売業を同じ許可区分だと思う:薬局での販売に店舗販売業の許可を重ねて求める記述は、許可区分の混同です。
  • 店舗管理者の例外を薬局の管理者にも当てはめる:cは「店舗」と「薬局」の入れ替えがポイントです。
  • 分割販売なら、前もって小分けしてもよいと思う:「購入者の求めに応じて」という条件を見落とさないようにします。

補足コラム

薬局と店舗販売業では、管理者の要件を分けて覚えましょう。
  • 薬局の管理者:薬剤師です。
  • 第一類医薬品を販売する店舗の店舗管理者:原則は薬剤師です。薬剤師を店舗管理者とできない場合には、手引きに定める従事経験などの条件を満たす登録販売者を管理者とできる例外があります。
また、分割販売では、購入者の求めに応じて包装を開封することだけでなく、容器や添付文書等への記載事項にも注意が必要です。

FAQ

薬剤師不在時間は、薬局に薬剤師がいない時間ならいつでも当てはまりますか?
いいえ。薬剤師不在時間は、一時的に薬剤師が不在となる時間を指します。定期的・恒常的に薬剤師が不在となる時間は認められないとされています。

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