登録販売者 2022年 中国・四国 問18
問題文
医薬品販売時のコミュニケーションに関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 医薬品の販売に従事する専門家においては、購入者や使用者が、適切な医薬品を選択して、適正に使用できるよう、働きかけていくことが重要である。
b 医薬品の情報提供は、使用する人に誤認が生じないよう正確な専門用語を用い、相手によって表現を変えることのないよう注意して行う。
c すぐに医薬品を使用する状況にない場合には、購入者や使用者に対して、実際に使用する際に、販売時になされた情報提供の内容を思い起こしながら、改めて添付文書等に目を通すよう促すことが重要である。
d 購入者側に情報提供を受けようとする意識が乏しい場合は、購入者側から医薬品の使用状況に係る情報を引き出すべきではない。
選択肢
1:(a、b)
2:(a、c)(正解)
3:(a、d)
4:(b、c)
5:(c、d)
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販売時のコミュニケーション【登録販売者解説】
正解の理由
ひと言まとめ:販売時は、適切な選択・使用を支援し、使うときに添付文書も確認してもらいます。
正しい組み合わせは2(a、c)です。aは正しく、bは誤り、cは正しく、dは誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第1章「医薬品に共通する特性と基本的な知識」の「販売時のコミュニケーション」です。
解法ステップ
- aの「適切な医薬品を選択して、適正に使用できるよう働きかける」は、販売に従事する専門家の支援の姿勢と合っています。
- bは「正確な専門用語」「表現を変えない」という部分に注目します。手引きでは、専門用語を分かりやすい表現で説明するとしています。
- cは、すぐに使わない場合でも、実際に使うときに添付文書等を読み直すよう促す内容です。
- aとcを含む組み合わせは2です。選択肢1はbを含みcを含まず、選択肢3はdを含みcを含まず、選択肢4はbを含みaを含まず、選択肢5はdを含みaを含みません。
選択肢別の誤答解説
- a:正しいです。 購入者等が適切な医薬品を選び、適正に使用できるよう働きかけることが、販売に従事する専門家の役割です。
- b:誤りです。
×「正確な専門用語を用い、相手によって表現を変えない」→ ○「専門用語を分かりやすい平易な表現で説明する」
購入者等に伝わるよう、理解のされ方を把握しながら情報提供を行うことが大切です。 - c:正しいです。 すぐに使う状況でない場合は、実際に使用するときに、販売時の説明を思い起こしながら添付文書等を改めて読むよう促します。
- d:誤りです。
×「情報を引き出すべきではない」→ ○「使用状況に係る情報をできる限り引き出す」
情報提供を受ける意識が乏しい場合でも、可能な情報提供につなげるため、コミュニケーションを工夫します。
よくある誤解
- 「正確に伝える」ことを「専門用語のまま説明する」と取り違えないようにしましょう。正確さと、相手に伝わる平易さの両方が必要です。
- 購入者の反応が薄いからといって、聞き取りを控えるわけではありません。「引き出すべきではない」という断定が、dの誤りの目印です。
- 販売時に説明したから添付文書は不要、とはなりません。使うときに改めて確認できるよう促すことも大切です。
補足コラム
一般用医薬品では、情報提供を受けた人が実際に使用する人とは限りません。そのため、誰が使うのかを含め、購入者等の状況をできる限り把握して情報提供につなげることが重要です。
FAQ
購入者が医薬品を使う本人とは限らないのは、なぜ重要ですか?
使う人の状況によって、特に伝えるべき注意事項が異なる場合があるためです。購入者だけでなく、実際に使う人についても確認する視点が大切です。
使う人の状況によって、特に伝えるべき注意事項が異なる場合があるためです。購入者だけでなく、実際に使う人についても確認する視点が大切です。
関連キーワード: 販売時のコミュニケーション、情報提供、添付文書、使用状況の把握

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