戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2026年 北海道・東北 問113


問題文

医薬品PLセンターに関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 日本製薬団体連合会において、製造物責任法(平成6年法律第85号)の施行と同時に開設された。 b 医薬品副作用被害救済制度の対象とならないケースのうち、製品不良等、製薬企業に損害賠償責任がある場合には、「医薬品PLセンター」への相談が推奨される。 c 消費者が、医薬品又は医薬部外品に関する苦情について製造販売元の企業と交渉するに当たって、公平・中立な立場で申立ての相談を受け付けている。 d 交渉の仲介や調整・あっせんを行い、裁判によらずに迅速な解決に導くことを目的としている。

選択肢

1:a:正、b:正、c:正、d:正(正解)
2:a:誤、b:正、c:正、d:正
3:a:正、b:誤、c:正、d:正
4:a:正、b:正、c:誤、d:正
5:a:正、b:正、c:正、d:誤

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医薬品PLセンター【登録販売者解説】

正解の理由

医薬品PLセンターは、製品不良などに関する苦情の相談を受け、企業との交渉を仲介・調整する窓口です。
1が正解です。a〜dはすべて正しい記述です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第5章「医薬品の適正使用・安全対策」の「医薬品PLセンター」です。

解法ステップ

  1. aは「PL法の施行」と「センターの開設」が同時かを確認します。手引きでは、平成7年7月のPL法施行と同時に開設されたとされています。
  2. bは「製品不良など」と「製薬企業に損害賠償責任がある場合」が、相談の対象として示されている点を押さえます。
  3. c・dは、相談を受ける立場と目的に注目します。「公平・中立な立場」で申立ての相談を受け、交渉の仲介などを行い、裁判によらない解決を目指すという流れです。

選択肢別の誤答解説

  • a:正しい記述です。 日本製薬団体連合会において、PL法の施行と同時に医薬品PLセンターが開設されました。PL法が国会で成立したのは平成6年ですが、センターの開設は平成7年7月の施行時です。「成立」と「施行」を取り違えないようにしましょう。
  • b:正しい記述です。 医薬品副作用被害救済制度の対象とならないケースのうち、製品不良など、製薬企業に損害賠償責任がある場合は、医薬品PLセンターへの相談が推奨されます。
  • c:正しい記述です。 消費者が医薬品または医薬部外品に関する苦情について製造販売元の企業と交渉する際、公平・中立な立場で申立ての相談を受け付けます。苦情には、健康被害以外の損害も含まれます。
  • d:正しい記述です。 交渉の仲介や調整・あっせんを行い、裁判によらず迅速な解決に導くことを目的としています。
組合せでは、2はaを誤り、3はbを誤り、4はcを誤り、5はdを誤りとしているため、いずれも正しい組合せではありません。

よくある誤解

  • 「平成6年にPL法が成立した」ことと「平成7年に施行された」ことを混同しやすいです。 aが問うのは、センターの開設時期とPL法の施行時期です。
  • 医薬品副作用被害救済制度の対象外なら、すべてPLセンターが扱うと思いがちです。 bは、製品不良など、製薬企業に損害賠償責任がある場合について述べています。
  • 「裁判によらない」を「企業との交渉を行わない」と読み違えないようにしましょう。 センターは企業との交渉の仲介や調整・あっせんを行います。

補足コラム

医薬品副作用被害救済制度は、医薬品を適正に使用したにもかかわらず副作用による健康被害が生じた場合の救済制度です。一方、医薬品PLセンターは、製品不良などに関する苦情について、消費者と製造販売元の企業との交渉を仲介・調整する窓口です。副作用による健康被害の救済と、企業との苦情・紛争の調整を区別して覚えましょう。

FAQ

Q. 医薬品PLセンターは、消費者と企業の代わりに裁判を行う機関ですか?
A. いいえ。交渉の仲介や調整・あっせんを行い、裁判によらない解決を目指す機関です。
Q. 医薬品以外の製品に関する苦情も相談できますか?
A. この問題で押さえる範囲は、医薬品または医薬部外品に関する苦情です。

関連キーワード: 製造物責任法、医薬品副作用被害救済制度、製品不良、製薬企業、裁判外紛争処理
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