戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2024年 奈良・関西広域連合・福井 問23


問題文

かぜ薬(総合感冒薬)の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 解熱鎮痛成分として、サリチルアミド、イソプロピルアンチピリン等が用いられる。 b エテンザミドは、15歳未満の小児で水痘にかかっているときは使用を避ける。 c アドレナリン作動成分として、クレマスチンフマル酸塩が用いられる。 d 抗コリン成分として、グリチルリチン酸二カリウムが用いられる。

選択肢

1:a:正、b:正、c:誤、d:誤(正解)
2:a:誤、b:正、c:正、d:誤
3:a:誤、b:誤、c:正、d:正
4:a:誤、b:誤、c:誤、d:正
5:a:正、b:誤、c:誤、d:誤

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かぜ薬の配合成分【登録販売者解説】

正解の理由

サリチルアミド・イソプロピルアンチピリンは解熱鎮痛成分、エテンザミドは水痘・インフルエンザ時の小児に注意が必要です。
正しい組合せは1です。a・bは正、c・dは誤です。根拠は『試験問題の作成に関する手引き(令和6年4月一部改訂)』第3章「主な医薬品とその作用」のかぜ薬の配合成分です。

解法ステップ

  1. aの成分名を確認します。サリチルアミドとイソプロピルアンチピリンは、どちらもかぜ薬に配合される解熱鎮痛成分です。
  2. bは「15歳未満」「水痘」の組合せに注目します。エテンザミドは、水痘またはインフルエンザにかかっている15歳未満の小児には使用を避けます。
  3. c・dは成分の分類を確認します。クレマスチンフマル酸塩は抗ヒスタミン成分、グリチルリチン酸二カリウムは抗炎症成分です。
  4. 以上から、a・bが正しく、c・dが誤りの1に絞れます。

選択肢別の誤答解説

  • a 正
    サリチルアミド、イソプロピルアンチピリンは、かぜ薬に配合される解熱鎮痛成分です。成分名を見て「どの作用の成分か」を結びつけて覚えましょう。
  • b 正
    エテンザミドは、15歳未満の小児が水痘またはインフルエンザにかかっているときは使用を避けます。問題文は水痘だけを挙げていますが、その場合にも注意が必要です。
  • c 誤
    × アドレナリン作動成分 → ○ 抗ヒスタミン成分
    クレマスチンフマル酸塩は、くしゃみや鼻汁を抑える抗ヒスタミン成分です。交感神経に働きかけるアドレナリン作動成分とは分類が異なります。
  • d 誤
    × 抗コリン成分 → ○ 抗炎症成分
    グリチルリチン酸二カリウムは、炎症を和らげる目的で配合される成分です。抗コリン成分は別の分類です。
組合せを照らすと、選択肢2はa・c、選択肢3はa〜dすべて、選択肢4はa・b・d、選択肢5はbの正誤が、正しい組合せと異なります。

よくある誤解

  • 「水痘だけに注意すればよい」と考える
    エテンザミドは、水痘だけでなくインフルエンザにかかっている15歳未満の小児にも使用を避けます。
  • 鼻の症状に使う成分を、すべて同じ分類だと思う
    クレマスチンフマル酸塩は抗ヒスタミン成分、アドレナリン作動成分は別の分類です。
  • 成分の作用と分類を混同する
    グリチルリチン酸二カリウムは抗炎症成分であり、抗コリン成分ではありません。

補足コラム

サリチルアミド・エテンザミドは、15歳未満の小児が水痘またはインフルエンザにかかっているときに使用を避ける成分です。一方、アスピリン、サザピリン、サリチル酸ナトリウムは、15歳未満の小児には一般用医薬品として使用してはならないとされています。似た解熱鎮痛成分でも、注意の範囲が同じとは限りません。

FAQ

なぜ水痘やインフルエンザのときに注意するのですか?
手引きでは、サリチル酸系解熱鎮痛成分について、ライ症候群の発生が示唆されていることが注意点として挙げられています。エテンザミドやサリチルアミドも、該当する小児には使用を避けます。
抗ヒスタミン成分とアドレナリン作動成分は、どちらも鼻の症状に使われますか?
かぜ薬には、鼻の症状を抑える目的で異なる分類の成分が配合されることがあります。成分名と分類をセットで覚えると、入れ替え問題を見分けやすくなります。

関連キーワード: かぜ薬、解熱鎮痛成分、エテンザミド、サリチルアミド、クレマスチンフマル酸塩、グリチルリチン酸二カリウム
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