登録販売者 2026年 奈良・関西広域連合・福井 問05
問題文
セルフメディケーションへの積極的な貢献に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 世界保健機関(WHO)によれば、セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」とされている。
b セルフメディケーションの主役は、一般用医薬品の販売等に従事する専門家であり、購入者等に対して常に科学的な根拠に基づいた正確な情報提供を行い、セルフメディケーションを適切に支援していくことが期待されている。
c 地域住民の健康相談を受け、一般用医薬品の販売や必要な時は医療機関の受診を勧める業務は、セルフメディケーションの推進に欠かせない。
d 一般用医薬品の販売等を行う登録販売者は、地域医療を支える医療スタッフあるいは行政などとも連携をとって、地域住民の健康維持・増進、生活の質(QOL)の改善・向上などに携わることが望まれる。
選択肢
1:a:誤、b:正、c:正、d:誤
2:a:正、b:誤、c:正、d:正(正解)
3:a:正、b:正、c:正、d:正
4:a:正、b:誤、c:正、d:誤
5:a:誤、b:正、c:誤、d:正
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セルフメディケーションの担い手【登録販売者解説】
正解の理由
セルフメディケーションの主役は一般の生活者で、専門家は正確な情報提供などを通じて支援します。
正しい組合せは 2 です。aは正、bは誤、cは正、dは正です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第1章「医薬品に共通する特性と基本的な知識」の「セルフメディケーションへの積極的な貢献」です。
正しい組合せは 2 です。aは正、bは誤、cは正、dは正です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第1章「医薬品に共通する特性と基本的な知識」の「セルフメディケーションへの積極的な貢献」です。
解法ステップ
- aのWHOの定義「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」を確認します。
- bは「セルフメディケーションの主役は」という主語に注目します。主役が一般の生活者なのか、専門家なのかを見分けます。
- cの「健康相談」「一般用医薬品の販売」「必要な時の受診勧奨」と、dの「医療スタッフや行政との連携」が手引きの説明に沿っているか確認します。
- a・c・dが正しく、bだけが誤りとなる組合せを選びます。
選択肢別の誤答解説
記述 a
正しい記述です。WHOによるセルフメディケーションの定義は、記述のとおり「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」です。
記述 b
×「主役は一般用医薬品の販売等に従事する専門家」→ ○「主役は一般の生活者」です。専門家は、科学的な根拠に基づく正確な情報提供を行い、生活者のセルフメディケーションを支援する立場です。
記述 c
正しい記述です。地域住民の健康相談を受け、一般用医薬品の販売や、必要な場合に医療機関の受診を勧める業務は、セルフメディケーションの推進に欠かせません。
記述 d
正しい記述です。登録販売者は、地域医療を支える医療スタッフや行政などと連携し、地域住民の健康維持・増進や生活の質(QOL)の改善・向上に携わることが望まれています。
組合せの確認
- 1:a・b・dの正誤が正しい組合せと異なります。
- 3:bを正としている点が異なります。
- 4:dを誤としている点が異なります。
- 5:a・b・cの正誤が正しい組合せと異なります。
よくある誤解
- 専門家が重要な役割を担うため、「主役」も専門家だと思い込むことがあります。手引きでは、主役は一般の生活者です。
- 一般用医薬品を販売することだけがセルフメディケーションの支援だと思いがちです。必要に応じて受診を勧めることも含まれます。
- 「正確な情報提供をする専門家」という文だけを見ると、b全体も正しく見えます。しかし、誤りは「主役」の部分です。
補足コラム
セルフメディケーションの支援は、必ずしも一般用医薬品の販売につながるものではありません。状況に応じて、医療機関の受診を勧めたり、医薬品を使わない対処を勧めたりすることも適切な支援です。
FAQ
Q. 登録販売者は、セルフメディケーションを一人で支えるのですか?
A. いいえ。手引きでは、薬剤師や医師、看護師などの医療スタッフ、行政などとの連携も望まれています。
A. いいえ。手引きでは、薬剤師や医師、看護師などの医療スタッフ、行政などとの連携も望まれています。
Q. 「セルフメディケーション」とは、症状があれば自分で薬を選んで使うことですか?
A. それだけではありません。自分の健康に責任を持つ考え方であり、専門家の支援を受けたり、必要に応じて受診したりすることも含めて考えます。
A. それだけではありません。自分の健康に責任を持つ考え方であり、専門家の支援を受けたり、必要に応じて受診したりすることも含めて考えます。
関連キーワード: セルフメディケーション、一般の生活者、情報提供、受診勧奨、地域連携

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