登録販売者 2024年 中国・四国 問47
問題文
毒薬・劇薬及び生物由来製品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 14歳未満の者や睡眠薬の乱用等が懸念される者に毒薬又は劇薬を交付することは禁止されている。
b 生物由来の原材料が用いられている要指導医薬品があり、現在、生物由来製品として指定されている。
c 毒薬については、それを収める直接の容器に赤地に白枠、白字をもって、当該医薬品の品名及び「毒」の文字が記載されていなければならない。
d 毒薬又は劇薬を一般の生活者に対して販売又は譲渡する際には、当該医薬品を譲り受ける者から、品名、数量、使用目的、譲渡年月日、譲受人の氏名、住所及び職業が記入され、署名又は記名押印された文書の交付を受けなければならない。
選択肢
1:a:正、b:誤、c:誤、d:正(正解)
2:a:正、b:誤、c:誤、d:誤
3:a:正、b:正、c:正、d:誤
4:a:誤、b:正、c:誤、d:誤
5:a:誤、b:誤、c:正、d:正
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毒薬・劇薬と生物由来製品【登録販売者解説】
正解の理由
毒薬は「黒地に白枠・白字」、劇薬は「白地に赤枠・赤字」です。
正しい組合せは1で、aは正、bは誤、cは誤、dは正です。根拠は厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第4章「薬事関係法規・制度」の、毒薬・劇薬の交付や表示、生物由来製品の項目です。
解法ステップ
- 交付制限は「14歳未満」と「安全な取扱いに不安がある人」が対象だと押さえます。
- 生物由来原材料の使用と、厚生労働大臣が指定する「生物由来製品」は同じ意味ではありません。
- 毒薬の表示は「黒地」、劇薬の表示は「白地」と色を区別します。
- 一般の生活者への譲渡では、品名・数量・使用目的などを記載した文書を受け取る必要があるか確認します。
選択肢別の誤答解説
-
記述a:正しいです。
毒薬・劇薬は、14歳未満の者や、安全に取り扱うことに不安があると認められる者に交付してはなりません。睡眠薬の乱用などが懸念される者は、この「安全な取扱いに不安がある者」に当たります。 -
記述b:誤りです。
× 生物由来原材料が使われている要指導医薬品は、現在、生物由来製品として指定されている
→ ○ 生物由来原材料が使われている一般用医薬品や要指導医薬品はありますが、現在、生物由来製品として指定されているものはありません。
生物由来の原材料を使っているだけで、自動的に生物由来製品になるわけではありません。感染症の発生リスクなどに着目して指定されます。 -
記述c:誤りです。
× 毒薬は「赤地に白枠、白字」
→ ○ 毒薬は「黒地に白枠、白字」です。
赤地に白枠ではありません。なお、劇薬は「白地に赤枠、赤字」です。 -
記述d:正しいです。
毒薬・劇薬を一般の生活者に販売または譲渡するときは、品名・数量・使用目的・譲渡年月日・譲受人の氏名・住所・職業を記載した文書を受け取ります。文書には署名または記名押印が必要です。
よくある誤解
- 原材料が生物由来なら、必ず生物由来製品になると思いがちです。指定には、感染症リスクなどの条件があります。
- 毒薬と劇薬の表示色を入れ替えるのがよくあるミスです。毒薬は「黒地」、劇薬は「白地」と覚えます。
- 交付制限の対象を14歳未満だけと覚えてしまうことがあります。「安全な取扱いに不安がある者」も対象です。
補足コラム
毒薬・劇薬は、他の物と区別して貯蔵・陳列します。特に毒薬を貯蔵・陳列する場所には、かぎを施さなければなりません。表示は「毒薬=黒地に白枠・白字」「劇薬=白地に赤枠・赤字」と、背景色から見分けると整理しやすいです。
FAQ
生物由来製品は、生物由来の原材料を使った製品すべてを指しますか?
いいえ。原材料が生物由来であることに加え、保健衛生上特別の注意を要するものとして指定された製品を指します。植物由来のものは定義に含まれません。
いいえ。原材料が生物由来であることに加え、保健衛生上特別の注意を要するものとして指定された製品を指します。植物由来のものは定義に含まれません。
関連キーワード: 毒薬、劇薬、生物由来製品、交付制限、譲渡手続、容器表示

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