登録販売者 2022年 奈良・関西広域連合・福井 問21
問題文
かぜ薬の配合成分に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せを一つ選べ。
かぜ薬とは、かぜの諸症状の緩和を目的として使用される医薬品の総称である。その中には、鼻粘膜の充血を和らげ、気管・気管支を拡げる成分として( a )、咳を抑える成分として( b )、及びくしゃみや鼻汁を抑える成分として( c )が配合されているものがある。
選択肢
1:イソプロピルアンチピリン、グアイフェネシン、エテンザミド
2:グアイフェネシン、ノスカピン、エテンザミド
3:メチルエフェドリン塩酸塩、エテンザミド、イソプロピルアンチピリン
4:メチルエフェドリン塩酸塩、ヨウ化イソプロパミド、イソプロピルアンチピリン
5:メチルエフェドリン塩酸塩、ノスカピン、ヨウ化イソプロパミド(正解)
🔒 解説は解答すると表示されます
かぜ薬の配合成分【登録販売者解説】
正解の理由
ひと言まとめ:メチルエフェドリン塩酸塩=鼻粘膜(びねんまく)の充血を和らげ気管支を拡げる、ノスカピン=咳(せき)止め、ヨウ化イソプロパミド=くしゃみ・鼻汁を抑える成分です。
5は、(a)メチルエフェドリン塩酸塩、(b)ノスカピン、(c)ヨウ化イソプロパミドの組合せです。(a)はアドレナリン作動成分、(b)は鎮咳成分、(c)はくしゃみや鼻汁を抑える成分として、それぞれ合っています。
根拠は「試験問題の作成に関する手引き(令和4年3月)」第3章「主な医薬品とその作用」のかぜ薬の配合成分です。
解法ステップ
- 「鼻粘膜の充血を和らげ、気管・気管支を拡げる」から、アドレナリン作動成分を選びます。アドレナリン作動成分は、交感神経を刺激する成分です。
- 「咳を抑える」から、鎮咳(ちんがい)成分を選びます。ノスカピンが該当します。
- 「くしゃみや鼻汁を抑える」成分を探します。ヨウ化イソプロパミドが該当します。
- 3つすべてがこの順に並んでいる組合せを選びます。
選択肢別の誤答解説
- 選択肢1:イソプロピルアンチピリン、グアイフェネシン、エテンザミドの組合せです。イソプロピルアンチピリンとエテンザミドは解熱鎮痛成分で、(a)と(c)には当たりません。グアイフェネシンは痰を出しやすくする去痰(きょたん)成分で、咳を抑える(b)とは異なります。
- 選択肢2:グアイフェネシン、ノスカピン、エテンザミドの組合せです。ノスカピンは(b)に合っていますが、グアイフェネシンは(a)ではなく去痰成分です。エテンザミドも(c)ではなく解熱鎮痛成分です。
- 選択肢3:メチルエフェドリン塩酸塩、エテンザミド、イソプロピルアンチピリンの組合せです。メチルエフェドリン塩酸塩は(a)に合っていますが、エテンザミドとイソプロピルアンチピリンは解熱鎮痛成分で、(b)と(c)には当たりません。
- 選択肢4:メチルエフェドリン塩酸塩、ヨウ化イソプロパミド、イソプロピルアンチピリンの組合せです。メチルエフェドリン塩酸塩は(a)に合っていますが、ヨウ化イソプロパミドは(b)の咳止め成分ではありません。イソプロピルアンチピリンも(c)の成分ではなく、解熱鎮痛成分です。
- 選択肢5:メチルエフェドリン塩酸塩、ノスカピン、ヨウ化イソプロパミドの組合せで、(a)〜(c)の役割に合っています。
よくある誤解
- グアイフェネシンを咳止め成分と思い込む:グアイフェネシンは痰を出しやすくする成分です。咳を抑えるノスカピンとは役割が異なります。
- エテンザミドやイソプロピルアンチピリンを、鼻や咳の成分と取り違える:どちらも解熱鎮痛成分です。
- 選択肢に正しい成分が1つ入っていれば選ぶ:この問題は組合せを選ぶため、3つの空欄すべての役割を確認します。
補足コラム
かぜ薬の成分は、働きごとに整理すると見分けやすくなります。
FAQ
Q. 咳止め成分と、痰を出しやすくする成分は同じですか?
A. 役割が異なります。ノスカピンは咳を抑える鎮咳成分で、グアイフェネシンは痰を出しやすくする去痰成分です。
A. 役割が異なります。ノスカピンは咳を抑える鎮咳成分で、グアイフェネシンは痰を出しやすくする去痰成分です。
関連キーワード: かぜ薬、メチルエフェドリン塩酸塩、ノスカピン、ヨウ化イソプロパミド、グアイフェネシン、鎮咳成分、去痰成分

\ せっかくなら /
登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!
