戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2025年 北海道・東北 問57


問題文

漢方の病態認識に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 「実」の病態が適応となるものは、「体力が充実して」と表現される。 b 「血虚」の病態は、「皮膚の色つやが悪く」と表現される。 c 「陽」の病態は、「のぼせぎみで顔色が赤く」などの熱症状として表現される。 d 「脾胃虚弱」の病態が適応となるものは、「胃腸虚弱で」と表現される。

選択肢

1:a:正、b:正、c:正、d:正(正解)
2:a:誤、b:正、c:正、d:正
3:a:正、b:誤、c:正、d:正
4:a:正、b:正、c:誤、d:正
5:a:正、b:正、c:正、d:誤

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漢方の病態認識【登録販売者解説】

正解の理由

ひと言まとめ:漢方の病態は、効能効果の「しばり」に体力・症状・体質の表現として示されます。
1は、a〜dのすべてを正しいとする組み合わせです。根拠は『試験問題の作成に関する手引き』第3章「主な医薬品とその作用」の「漢方処方製剤」です。「実(じつ)」は「体力が充実して」、「血虚(けっきょ)」は「皮膚の色つやが悪く」、「陽(よう)」は熱症状、「脾胃虚弱(ひいきょじゃく)」は「胃腸虚弱で」と表現されます。

解法ステップ

  1. 「実」と「体力が充実して」が対応しているかを確認します。
  2. 「血虚」と「皮膚の色つやが悪く」が対応しているかを確認します。
  3. 「陽」は「のぼせぎみで顔色が赤く」などの熱症状、「脾胃虚弱」は「胃腸虚弱で」と対応しているかを確認します。
  4. 4つの対応がすべて一致する組み合わせを選びます。

選択肢別の誤答解説

  • a 正しい
    「実」の病態が適応となるものは、「体力が充実して」と表現されます。選択肢2はaを「誤」としているため、ここが正しい組合せと異なります。
  • b 正しい
    「血虚」は、「皮膚の色つやが悪く」と表現されます。選択肢3はbを「誤」としているため、ここが正しい組合せと異なります。
  • c 正しい
    「陽」の病態は、「のぼせぎみで顔色が赤く」など、熱症状として表現されます。選択肢4はcを「誤」としているため、ここが正しい組合せと異なります。
  • d 正しい
    「脾胃虚弱」の病態が適応となるものは、「胃腸虚弱で」と表現されます。選択肢5はdを「誤」としているため、ここが正しい組合せと異なります。

よくある誤解

  • 「血虚」は「血」という字から、皮膚の色つやとは関係がないと思い込むことがあります。手引きでは「皮膚の色つやが悪く」と結びつけて覚えます。
  • 「陽」は寒さに関する表現だと取り違えないようにします。「陽」は熱症状、「陰(いん)」は「疲れやすく冷えやすいものの」など、寒性の症状として示されます。
  • 組み合わせ問題では、4つのうち1つだけ正誤を入れ替えた選択肢があります。各記述の対応を個別に確認してから選びます。

補足コラム

漢方の「しばり」は、効能効果に付される使用上の条件です。虚実(きょじつ)の目安には、「体力が充実して」「体力中等度で」「体力虚弱で」「体力に関わらず」などがあります。体力の表現だけでなく、症状や体質に関する表現もあわせて確認しましょう。

FAQ

「証(しょう)」と「しばり」は同じ意味ですか?
「証」は漢方独自の病態認識です。一般用医薬品の効能効果では、専門用語の「証」を避け、体質や症状を「しばり」として表現しています。
「陰」と「陽」は、どの表現で見分けますか?
手引きでは、「陽」は「のぼせぎみで顔色が赤く」などの熱症状、「陰」は「疲れやすく冷えやすいものの」などの寒性の症状で示されています。

関連キーワード: 漢方処方製剤、証、しばり、虚実、陰陽、血虚、脾胃虚弱
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