登録販売者 2024年 北海道・東北 問20
問題文
一般用医薬品の販売時のコミュニケーションに関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
選択肢
1:購入者等が、宣伝広告や販売価格等に基づいて漠然と選択することがあることに留意しなければならない。
2:購入者等が医薬品を使用する状況は随時変化する可能性があるため、販売数量は一時期に使用する必要量とする等、販売時のコミュニケーションの機会が継続的に確保されるよう配慮することが重要である。
3:情報提供を受ける購入者が医薬品を使用する本人で、かつ、現に症状等がある場合には、言葉によるコミュニケーションから得られる情報が最も信頼できるので、その人の状態や様子全般から得られる情報は必要がない。(正解)
4:情報提供は、単に専門用語を分かりやすい平易な表現で説明するだけでなく、説明した内容が購入者等にどう理解され、行動に反映されているか、などの実情を把握しながら行うことにより、その実効性が高まる。
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販売時のコミュニケーション【登録販売者解説】
正解の理由
言葉だけでなく、購入者の状態や様子も、使用状況を把握する大切な手がかりです。
誤っているのは3です。1・2・4は正しく、3は「状態や様子全般から得られる情報は必要がない」としている点が誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第1章「販売時のコミュニケーション」です。
誤っているのは3です。1・2・4は正しく、3は「状態や様子全般から得られる情報は必要がない」としている点が誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第1章「販売時のコミュニケーション」です。
解法ステップ
- 「言葉によるコミュニケーションから得られる情報」だけで十分なのかに注目します。
- 3の「状態や様子全般から得られる情報は必要がない」という断定を確認します。
- 手引きでは、状態や様子から得られる情報も重要な手がかりとされています。したがって、3が誤りです。
選択肢別の誤答解説
- 1:正しいです。 購入者は、宣伝広告や販売価格などをもとに、医薬品を漠然と選ぶことがあります。その可能性を踏まえて、適切な選択と使用を支援することが大切です。
- 2:正しいです。 医薬品を使う人の状況は変わることがあります。販売数量を一時期に必要な量とするなど、販売時に継続してコミュニケーションを取れるよう配慮します。
- 3:誤りです。 「状態や様子全般から得られる情報は必要がない」とするのが誤りです。言葉で得られる情報に加えて、本人の状態や様子も状況を把握する重要な手がかりになります。
- 4:正しいです。 情報提供は、専門用語を平易に言い換えるだけでは十分ではありません。説明した内容がどう理解され、行動に反映されているかを把握することで、情報提供の実効性が高まります。
よくある誤解
- 「最も信頼できる」情報があれば、ほかの情報は不要と思い込むことがあります。3は、言葉による情報だけで十分だとする書き換えに注意しましょう。
- 「販売数量」の記述を、販売機会を減らす話だと取り違えがちです。ここでは、必要量の販売などを通じて、次のコミュニケーションの機会も確保することがポイントです。
- 情報提供を「分かりやすく説明することだけ」と考えないようにしましょう。相手の理解や、その後の行動を把握することも含まれます。
補足コラム
購入者が、必ずしも医薬品を使う本人とは限りません。そのため、誰が使うのかを確認し、使用する人の状況を把握することが大切です。また、すぐに使わない場合には、実際に使用するときに添付文書などを改めて読むよう促すことも、販売時の情報提供に含まれます。
FAQ
情報提供は、購入につなげることが目的ですか?
必ずしもそうではありません。状況によっては、医療機関の受診を勧めたり、医薬品を使わない対処を勧めたりすることが適切な場合もあります。
必ずしもそうではありません。状況によっては、医療機関の受診を勧めたり、医薬品を使わない対処を勧めたりすることが適切な場合もあります。
関連キーワード: 販売時のコミュニケーション、購入者の状況把握、情報提供の実効性、販売数量、添付文書

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