戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2026年 奈良・関西広域連合・福井 問75


問題文

医薬品の剤形及びその一般的な特徴に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a クリーム剤は、油性基剤に水分を加えたもので、皮膚への刺激が強いため、傷等への使用は避ける必要がある。 b 外用液剤は、軟膏剤やクリーム剤に比べて、患部が乾きにくいという特徴がある。 c 貼付剤は、適用部位に有効成分が一定時間留まるため、薬効の持続が期待できる。 d スプレー剤は、手指等では塗りにくい部位や、広範囲に適用する場合に適している。

選択肢

1:a:誤、b:正、c:誤、d:正
2:a:誤、b:正、c:正、d:誤
3:a:正、b:誤、c:正、d:正(正解)
4:a:正、b:誤、c:正、d:誤
5:a:正、b:正、c:誤、d:正

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外用剤の剤形と特徴【登録販売者解説】

正解の理由

クリーム剤は傷に注意、外用液剤は乾きやすく、貼付剤は薬効の持続が期待でき、スプレー剤は塗りにくい部位や広範囲に適しています。
したがって、a・c・dは正しく、bは誤りです。これらの組合せに当てはまるのは3です。根拠は、第2章「人体の働きと医薬品」の「剤形ごとの違い、適切な使用方法」にある、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」です。

解法ステップ

  1. aの「油性基剤に水分を加えた」「傷等への使用は避ける」は、クリーム剤の特徴に合っています。
  2. bの「患部が乾きにくい」に注目します。外用液剤は、軟膏剤やクリーム剤に比べて患部が乾きやすいため、bは誤りです。
  3. cの「一定時間留まる」、dの「塗りにくい部位や広範囲」は、それぞれ貼付剤、スプレー剤の特徴です。
  4. a・c・dが正しく、bが誤りの組合せを選びます。

選択肢別の誤答解説

  • a 正しい
    クリーム剤は、油性基剤に水分を加えた剤形です。患部を水で洗い流したい場合などに用いられますが、皮膚への刺激が強いため、傷等への使用は避ける必要があります。
  • b 誤り
    ×「患部が乾きにくい」→ ○「患部が乾きやすい」
    外用液剤は、軟膏剤やクリーム剤に比べて患部が乾きやすいのが特徴です。「乾きにくい」と逆にしている点が誤りです。
  • c 正しい
    貼付剤は皮膚に貼り付ける剤形です。有効成分が適用部位に一定時間留まるため、薬効の持続が期待できます。一方、適用部位にかぶれなどが起こる場合もあります。
  • d 正しい
    スプレー剤は、有効成分を霧状にするなどして局所に吹き付けます。手指等では塗りにくい部位や、広範囲に適用する場合に適しています。
組合せの照合
  • 1は、a・b・cの正誤が正しい組合せと異なるため誤りです。
  • 2は、a・b・dの正誤が正しい組合せと異なるため誤りです。
  • 4は、dを誤りとしているため誤りです。
  • 5は、b・cの正誤が正しい組合せと異なるため誤りです。
  • 3は、a・c・dを正しく、bを誤りとしており、正しい組合せと一致します。

よくある誤解

  • 「乾きやすい/乾きにくい」の逆転に注意してください。外用液剤は、軟膏剤やクリーム剤より患部が乾きやすい剤形です。
  • クリーム剤について、「油性基剤に水分を加える」という特徴だけを覚え、傷等への使用を避けるという注意を見落としがちです。
  • 貼付剤とスプレー剤の特徴を入れ替えないようにしましょう。一定時間留まるのは貼付剤、塗りにくい部位や広範囲に適するのはスプレー剤です。

補足コラム

軟膏剤は油性基剤で、皮膚への刺激が弱いのが特徴です。適用部位を水から遮断したい場合などに用いられ、患部が乾燥していても、じゅくじゅくと浸潤(しんじゅん)していても使用できます。
「軟膏剤は刺激が弱い」「クリーム剤は傷等への使用を避ける」と、両者の違いをセットで整理しましょう。

FAQ

剤形が違うと、有効成分が同じでも注意が必要ですか?
はい。剤形や添加剤などの違いによって、薬効や副作用に影響することがあります。患部の状態に応じて適切な剤形を選ぶことが大切です。
貼付剤は薬効の持続だけを覚えればよいですか?
いいえ。薬効の持続が期待できる一方、適用部位にかぶれなどが起こる場合もある点も押さえておきましょう。

関連キーワード: クリーム剤、外用液剤、貼付剤、スプレー剤、軟膏剤、剤形
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