登録販売者 2026年 奈良・関西広域連合・福井 問76
問題文
医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 一般に、重篤な副作用は発生頻度が高く、医薬品の販売等に従事する専門家にとっても遭遇する機会が多いので自然と知識が身につく。
b 「重篤副作用疾患別対応マニュアル(厚生労働省作成)」の対象に、一般用医薬品に起因する副作用は含まれていない。
c 医薬品の販売等に従事する専門家は、購入者等に対して、一般用医薬品による副作用と疑われる症状について医療機関の受診を勧奨する際に、当該一般用医薬品の添付文書等を見せて説明するなどの対応をすることが望ましい。
d 一般用医薬品による副作用は、医薬品服用時のアルコール飲用等が原因で起こる場合がある。
選択肢
1:a:正、b:正、c:正、d:正
2:a:誤、b:誤、c:正、d:正(正解)
3:a:誤、b:誤、c:誤、d:正
4:a:正、b:正、c:誤、d:誤
5:a:正、b:誤、c:正、d:誤
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副作用の発生要因と対応【登録販売者解説】
正解の理由
ひと言まとめ:重篤な副作用は発生頻度が高いとは限らず、一般用医薬品によって起こることもあります。
組合せは 2 です。aは誤、bは誤、cは正、dは正です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」の第2章「人体の働きと医薬品」にある、副作用の早期発見・早期対応や発生要因についての記述です。
組合せは 2 です。aは誤、bは誤、cは正、dは正です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」の第2章「人体の働きと医薬品」にある、副作用の早期発見・早期対応や発生要因についての記述です。
解法ステップ
- aの「発生頻度が高く」「遭遇する機会が多い」に注目します。重篤な副作用は、専門家でも遭遇する機会が極めてまれです。
- bの「一般用医薬品に起因する副作用は含まれていない」は、「含まれている」と逆の内容です。
- cの「添付文書等を見せて説明する」と、dの「アルコール飲用等が原因になる」は、手引きの記述と一致します。
- a・bが誤、c・dが正となる組合せを選びます。
選択肢別の誤答解説
記述 a〜d
- a:誤り
×「発生頻度が高く、遭遇する機会が多い」→ ○「遭遇する機会は極めてまれ」です。重篤な副作用は、自然に経験を重ねて知識が身につくほど頻繁に起こるものではありません。そのため、専門家は症状について十分な知識を身につけることが重要です。 - b:誤り
×「一般用医薬品に起因する副作用は含まれていない」→ ○「一般用医薬品によって発生する副作用も含まれている」です。「重篤副作用疾患別対応マニュアル」の対象には、一般用医薬品による副作用も含まれます。 - c:正しい
一般用医薬品による副作用が疑われ、医療機関の受診を勧める際には、その医薬品の添付文書等を見せて説明する対応が望ましいとされています。 - d:正しい
一般用医薬品による副作用は、長期連用だけでなく、不適切な医薬品の併用や、服用時のアルコール飲用などが原因で起こる場合もあります。
選択肢の組合せ
- 選択肢1:a・bを正としている点が誤りです。 a・bはいずれも誤りです。
- 選択肢3:cを誤としている点が誤りです。 添付文書等を見せて説明する対応は、望ましいとされています。
- 選択肢4:a・bを正、c・dを誤としている点が誤りです。 a・bは誤り、c・dは正しい記述です。
- 選択肢5:aを正、dを誤としている点が誤りです。 aは誤りで、dはアルコール飲用等が原因となる場合があるため正しい記述です。
- 選択肢2:a・bが誤り、c・dが正しいという組合せです。 4つの記述すべてと一致します。
よくある誤解
- 「重篤な副作用なら、発生頻度も高い」と考えてしまう点に注意しましょう。重篤さと発生頻度は別の話です。
- 「一般用医薬品は軽度な症状に使うものだから、重篤な副作用の対象にはならない」という思い込みは誤りです。
- 「副作用は医薬品の成分だけで起きる」と決めつけず、併用やアルコール飲用など、使用時の状況にも目を向けましょう。
補足コラム
「重篤副作用疾患別対応マニュアル」は、重篤な副作用の早期発見・早期対応に役立てるものです。専門家は、購入者への情報提供や相談対応に活用することが望ましいとされています。
FAQ
Q. 重篤な副作用は、添付文書に記載されたものだけですか?
A. いいえ。副作用の症状は、使用上の注意に記載されているものだけとは限らないとされています。
A. いいえ。副作用の症状は、使用上の注意に記載されているものだけとは限らないとされています。
Q. 副作用が疑われるとき、添付文書等を使う意味は何ですか?
A. 医療機関の受診を勧める際に、使用した医薬品や注意事項を示しながら説明するために役立ちます。
A. 医療機関の受診を勧める際に、使用した医薬品や注意事項を示しながら説明するために役立ちます。
関連キーワード: 重篤副作用疾患別対応マニュアル、副作用の早期発見、添付文書、アルコール飲用、医療機関の受診勧奨

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