戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2025年 奈良・関西広域連合・福井 問74


問題文

医薬品の剤形及びその一般的な特徴に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 口腔内崩壊錠は、適切な量の水とともに服用する必要がある剤形のため、水分摂取が制限されている患者には適さない。 b トローチ剤は、口の中で噛み砕いて服用する。 c 経口液剤は、服用後、固形製剤よりも比較的速やかに消化管から吸収されるため、有効成分の血中濃度が上昇しやすい。 d 軟膏剤は、油性基剤に水分を加えたもので、皮膚への刺激が強く、傷等への使用を避ける必要がある。

選択肢

1:a:正、b:正、c:誤、d:誤
2:a:正、b:誤、c:正、d:誤
3:a:正、b:誤、c:誤、d:正
4:a:誤、b:誤、c:正、d:正
5:a:誤、b:誤、c:正、d:誤(正解)

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剤形の特徴【登録販売者解説】

正解の理由

口腔内崩壊錠は水なしでも服用でき、経口液剤は比較的速やかに吸収されます。軟膏剤とクリーム剤の特徴も区別しましょう。
正しい組合せは5(a:誤、b:誤、c:正、d:誤)です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き(令和7年4月一部改訂)」第2章「剤形ごとの違い、適切な使用方法」です。

解法ステップ

  1. aの「適切な量の水とともに服用する必要がある」に注目します。口腔内崩壊錠は、水なしでも服用できる剤形です。
  2. bの「噛み砕いて」を確認します。トローチ剤は噛まずに口の中で溶かして使います。
  3. cの「比較的速やかに吸収」と「血中濃度が上昇しやすい」は、経口液剤の特徴に合っています。
  4. dの「油性基剤に水分を加えた」「刺激が強い」は、軟膏剤ではなくクリーム剤の特徴です。

選択肢別の誤答解説

  • a:誤りです。 口腔内崩壊錠は口の中で崩壊するため、水なしでも服用できます。「水とともに服用する必要がある」とするのは誤りです。
  • b:誤りです。 トローチ剤は口の中でゆっくり溶かして使います。噛み砕いて服用する剤形ではありません。
  • c:正しい記述です。 経口液剤は有効成分が液中に溶けたり分散したりしているため、固形製剤より比較的速やかに消化管から吸収されます。そのため、有効成分の血中濃度が上昇しやすい特徴があります。
  • d:誤りです。 ×「軟膏剤」→ ○「クリーム剤」です。油性基剤に水分を加えたものはクリーム剤で、皮膚への刺激が強く、傷などへの使用を避けます。軟膏剤は油性の基剤で、皮膚への刺激が弱いとされています。

よくある誤解

  • 「口の中で使う剤形は、どれも噛み砕く」と考えないようにしましょう。トローチ剤は口の中で溶かして使います。
  • 軟膏剤とクリーム剤は、基剤と皮膚への刺激の強さが入れ替わりやすいポイントです。「油性基剤で刺激が弱い」のは軟膏剤です。
  • 経口液剤は吸収が速い傾向がありますが、「必ず固形製剤より強く効く」という意味ではありません。

補足コラム

剤形ごとの特徴は、使い方や吸収の速さと結びつけて覚えましょう。
  • 口腔内崩壊錠:口の中で崩壊し、水なしでも服用できます。
  • トローチ剤:口の中で溶かして使います。
  • 経口液剤:液状で、固形製剤より比較的速やかに吸収されます。
  • 軟膏剤:油性基剤で、皮膚への刺激が弱いとされます。
  • クリーム剤:油性基剤に水分を加えたもので、皮膚への刺激が強く、傷などへの使用を避けます。

FAQ

同じ有効成分なら、剤形が違っても特徴は同じですか?
いいえ。剤形の違いは、使いやすさや吸収のされ方に関わります。外用剤では、適用部位の状態に応じて適切な剤形を選ぶことも大切です。

関連キーワード: 口腔内崩壊錠、トローチ剤、経口液剤、軟膏剤、クリーム剤、剤形、血中濃度
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