登録販売者 2026年 北海道・東北 問06
問題文
医薬品の副作用に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
世界保健機関(WHO)の定義によれば、医薬品の副作用とは、「疾病の予防、診断、治療のため、又は身体の機能を( a )ために、人に( b )で発現する医薬品の有害かつ( c )反応」とされている。
選択肢
1:増強させる、用いられる最小量、意図しない
2:増強させる、通常用いられる量、予測できる
3:正常化する、用いられる最小量、予測できる
4:正常化する、通常用いられる量、予測できる
5:正常化する、通常用いられる量、意図しない(正解)
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WHOの副作用の定義【登録販売者解説】
正解の理由
副作用の定義は「身体の機能を正常化するため」「通常用いられる量」「有害かつ意図しない反応」です。
正しい組み合わせは5です。(a)は「正常化する」、(b)は「通常用いられる量」、(c)は「意図しない」となります。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第1章「医薬品に共通する特性と基本的な知識」の「副作用」です。
解法ステップ
- (a)は、薬によって身体の機能を「正常化する」という目的に注目します。「増強させる」ではありません。
- (b)は、定義にある量が「通常用いられる量」かを確認します。「用いられる最小量」ではありません。
- (c)は、反応が「意図しない」ものかを確認します。「予測できる」ではありません。
- この3つがそろう組み合わせを選びます。
選択肢別の誤答解説
- 1:(a)「増強させる」と(b)「用いられる最小量」が異なります。(c)の「意図しない」は合っています。
- 2:(a)「増強させる」と(c)「予測できる」が異なります。(b)の「通常用いられる量」は合っています。
- 3:(a)の「正常化する」は合っていますが、(b)「用いられる最小量」と(c)「予測できる」が異なります。
- 4:(a)「正常化する」と(b)「通常用いられる量」は合っていますが、(c)は「予測できる」ではなく「意図しない」です。
- 5:(a)「正常化する」、(b)「通常用いられる量」、(c)「意図しない」の組み合わせです。
よくある誤解
- 「最小量」と「通常用いられる量」を同じ意味だと思い込まないようにしましょう。WHOの定義で使われるのは「通常用いられる量」です。
- 「予測できる反応」を副作用の定義に当てはめないようにしましょう。ここで問われているのは「意図しない反応」です。
- 身体の機能を「増強させる」と書き換えるのもひっかけです。定義の語句は「正常化する」です。
補足コラム
手引きでは、医薬品の有効成分が生体の生理機能に影響を与えることを「薬理作用」としています。医薬品には期待される主作用以外の反応が現れることもありますが、好ましくない反応が一般に副作用として扱われます。
FAQ
主作用以外の反応は、すべて副作用ですか?
いいえ。主作用以外の反応でも、特段の不都合を生じないものであれば、通常は副作用として扱われません。好ましくない反応かどうかがポイントです。
いいえ。主作用以外の反応でも、特段の不都合を生じないものであれば、通常は副作用として扱われません。好ましくない反応かどうかがポイントです。
関連キーワード: WHOの定義、副作用、通常用いられる量、意図しない反応

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