登録販売者 2026年 北海道・東北 問07
問題文
アレルギー(過敏反応)に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 一般的にあらゆる物質によって起こり得るものであり、医薬品の薬理作用等とは関係なく起こり得る。
b 医薬品の添加物は、アレルギーを引き起こす原因物質とはならない。
c アレルギー症状は、結膜炎症状、鼻炎症状、皮膚症状、やや広い範囲にわたる腫れ等が生じることが多い。
d 体質的・遺伝的な要素はない。
選択肢
1:(a、c)(正解)
2:(a、d)
3:(b、c)
4:(b、d)
🔒 解説は解答すると表示されます
アレルギー(過敏反応)【登録販売者解説】
正解の理由
アレルギーは医薬品の作用とは関係なく起こり、添加物も原因になり得ます。体質・遺伝的な要素もあります。
選択肢は1で、a・cが正しく、b・dは誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第1章「医薬品に共通する特性と基本的な知識」の「副作用」です。
解法ステップ
- aの「医薬品の薬理作用等とは関係なく」に注目します。アレルギーは、医薬品の薬理作用とは関係なく起こり得ます。
- bの「添加物は原因物質とならない」は、手引きの説明と反対です。
- cの症状の並びが、手引きに示されているアレルギー症状と一致するか確認します。
- dの「体質的・遺伝的な要素はない」は、手引きの説明と反対です。正しいa・cの組み合わせを選びます。
選択肢別の誤答解説
-
a 正しい
アレルギーは、一般的にあらゆる物質によって起こり得ます。そのため、医薬品の薬理作用とは関係なく生じることがあります。 -
b 誤り
×「添加物は原因物質とならない」→ ○「添加物もアレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)となり得る」
有効成分だけでなく、薬理作用のない添加物もアレルゲンになることがあります。 -
c 正しい
アレルギー症状には、結膜炎症状、鼻炎症状、皮膚症状のほか、やや広い範囲にわたる腫れなどがあります。血管性浮腫(けっかんせいふしゅ)のような腫れも、その一例です。 -
d 誤り
×「体質的・遺伝的な要素はない」→ ○「体質的・遺伝的な要素もある」
アレルギーを起こしやすい体質や、近い親族のアレルギー体質が関係することがあります。
組み合わせの確認
- 1(a、c):正しい記述の組み合わせです。
- 2(a、d):dを含み、正しいcを含みません。
- 3(b、c):bを含み、正しいaを含みません。
- 4(b、d):誤りのb・dを含み、正しいa・cを含みません。
よくある誤解
- 「薬理作用と関係なく起こる」は、「医薬品が原因になることはない」という意味ではありません。医薬品の有効成分や添加物がアレルゲンになることがあります。
- 「添加物は薬の働きをしないから、アレルギーの原因にもならない」と考えるのは誤りです。薬理作用の有無と、アレルゲンになり得るかどうかは別の話です。
- 「体質や遺伝は関係しない」と、否定形の書き換えに引っ張られないようにしましょう。手引きは体質的・遺伝的な要素を認めています。
補足コラム
アレルゲンとなり得る添加物として、黄色4号(タートラジン)、カゼイン、亜硫酸塩などが知られています。また、アレルギーは内服薬だけでなく、外用薬などでも起こることがあります。
FAQ
これまで医薬品でアレルギーを起こしたことがなくても、後から起こることはありますか?
あります。手引きでは、普段は医薬品にアレルギーを起こしたことがない人でも、病気などで抵抗力が低下している状態では、医薬品がアレルゲンとなることがあるとしています。
あります。手引きでは、普段は医薬品にアレルギーを起こしたことがない人でも、病気などで抵抗力が低下している状態では、医薬品がアレルゲンとなることがあるとしています。
関連キーワード: アレルギー、過敏反応、アレルゲン、添加物、薬理作用、血管性浮腫

\ せっかくなら /
登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!
