戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2023年 中国・四国 問67


問題文

鎮咳去痰薬の配合成分とその配合目的に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。
【配合成分】 【配合目的】 a ノスカピン 中枢神経系に作用して咳を抑える b ジメモルファンリン酸塩 気管支を拡げる c カルボシステイン 痰の切れを良くする d ブロムヘキシン塩酸塩 炎症を和らげる

選択肢

1:(a、b)
2:(a、c)(正解)
3:(a、d)
4:(b、c)
5:(b、d)

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鎮咳去痰薬の配合成分【登録販売者解説】

正解の理由

ノスカピン=中枢性の鎮咳成分、カルボシステイン=痰の切れを良くする成分です。
正しい組み合わせは2の(a、c)です。a・cは正しく、b・dは誤りです。根拠は第3章「主な医薬品とその作用」の鎮咳成分・気管支拡張成分・去痰成分・抗炎症成分の項目です。厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」に沿って、成分名と配合目的を結びつけて覚えましょう。

解法ステップ

  1. ノスカピンは「中枢神経系に作用して咳を抑える」と対応しているかを確認します。
  2. カルボシステインは「痰の切れを良くする」と対応しているかを確認します。
  3. ジメモルファンリン酸塩とブロムヘキシン塩酸塩の配合目的が、それぞれの成分の分類と合っているかを見ます。
  4. 正しい記述はa・cなので、(a、c)の2を選びます。ほかの組み合わせは、選択肢1はbを含みcを含まず、選択肢3はdを含みcを含まず、選択肢4はbを含みaを含まず、選択肢5はb・dを含みa・cを含みません。

選択肢別の誤答解説

  • a ノスカピン:正しい
    ノスカピンは、延髄(えんずい)にある咳嗽(がいそう)中枢、つまり咳を起こす指令を出す部分に作用して、咳を抑える成分です。
  • b ジメモルファンリン酸塩:誤り
    × 気管支を拡げる → ○ 中枢神経系に作用して咳を抑える
    ジメモルファンリン酸塩は中枢性の鎮咳成分です。気管支を拡げる成分ではありません。
  • c カルボシステイン:正しい
    カルボシステインは、粘液成分の含量比を調整し、痰の切れを良くする去痰成分です。
  • d ブロムヘキシン塩酸塩:誤り
    × 炎症を和らげる → ○ 痰の切れを良くする
    ブロムヘキシン塩酸塩は去痰成分です。気道の炎症を和らげる抗炎症成分ではありません。

よくある誤解

  • 「咳を抑える成分」と「気管支を拡げる成分」を混同することがあります。どちらも咳や喘息の症状に関係しますが、成分の分類は別です。
  • 「痰の切れを良くする成分」と「炎症を和らげる成分」を混同するのも誤りやすい点です。ブロムヘキシン塩酸塩は去痰成分、抗炎症成分は別の分類です。

補足コラム

鎮咳去痰薬の配合成分は、目的ごとに整理すると見分けやすくなります。
  • 鎮咳成分:咳を抑えます。ノスカピン、ジメモルファンリン酸塩などがあります。
  • 気管支拡張成分:気管支を拡げます。
  • 去痰成分:痰の切れを良くします。カルボシステイン、ブロムヘキシン塩酸塩などがあります。
  • 抗炎症成分:気道の炎症を和らげます。

FAQ

Q. ノスカピンとジメモルファンリン酸塩は、同じ分類ですか?
A. はい。どちらも中枢神経系に作用して咳を抑える鎮咳成分です。
Q. カルボシステインとブロムヘキシン塩酸塩は、同じ配合目的ですか?
A. はい。どちらも痰の切れを良くする去痰成分ですが、手引きでは働き方が異なるものとして説明されています。

関連キーワード: 鎮咳成分、気管支拡張成分、去痰成分、抗炎症成分、ノスカピン、ジメモルファンリン酸塩、カルボシステイン、ブロムヘキシン塩酸塩
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