戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2023年 中国・四国 問68


問題文

交感神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示す生薬成分として、正しいものはどれか。

選択肢

1:オウヒ
2:ダイオウ
3:マオウ(正解)
4:オウバク

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マオウの気管支拡張作用【登録販売者解説】

正解の理由

マオウ=交感神経系を刺激し、気管支を拡張させる生薬成分です。
したがって、正しいのは3です。選択肢のうち、交感神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示す生薬成分はマオウです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第3章「主な医薬品とその作用」の「気管支を拡げる成分」です。

解法ステップ

  1. 問われているのは、気管支を拡張させる生薬成分です。
  2. 「交感神経系を刺激して」という作用の手がかりに注目します。
  3. アドレナリン作動成分と同様の作用を示す生薬成分として、手引きに挙げられているマオウを選びます。

選択肢別の誤答解説

  • 1 オウヒ:咳止め・痰を出しやすくする薬に関係する生薬成分ですが、この問題で問われている「交感神経系を刺激して気管支を拡張させる生薬成分」には当たりません。
  • 2 ダイオウ:便通を促す瀉下薬(しゃげやく)に用いられる生薬成分です。気管支拡張を目的とするものではありません。
  • 3 マオウ:アドレナリン作動成分と同様に、交感神経系を刺激して気管支を拡張させます。ほかに、発汗促進や利尿の作用も期待されます。
  • 4 オウバク:味覚や嗅覚を刺激し、唾液や胃液の分泌を促す健胃成分として用いられる生薬です。気管支を拡張させる成分ではありません。

よくある誤解

  • 「気管支を拡張させる成分は、すべて同じ仕組み」と考えること:マオウは交感神経系を刺激しますが、ジプロフィリンなどのキサンチン系成分は、気管支の平滑筋に直接作用して弛緩させます。
  • 「生薬なら、ほかの成分と作用の分類が異なる」と考えること:マオウは生薬ですが、アドレナリン作動成分と同様の作用を示します。

補足コラム

マオウは気管支を拡張させる作用だけでなく、交感神経系への刺激によって心臓血管系やエネルギー代謝にも影響することがあります。心臓病、高血圧、糖尿病、甲状腺機能亢進症の診断を受けた人は、使用前に医師または薬剤師に相談することが大切です。また、マオウは依存性がある成分としても留意が必要です。

FAQ

Q. マオウを含む漢方処方製剤も、同じ注意が必要ですか?
A. はい。手引きでは、構成生薬にマオウを含む漢方処方製剤も同様に扱っています。

関連キーワード: マオウ、気管支拡張成分、交感神経系、アドレナリン作動成分、キサンチン系成分
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