登録販売者 2024年 北海道・東北 問77
問題文
偽アルドステロン症に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
偽アルドステロン症とは、体内に(a)と水が貯留し、体から(b)が失われることによって生じる病態である。(c)からのアルドステロン分泌が増加していないにもかかわらずこのような状態となることから、偽アルドステロン症と呼ばれている。
選択肢
1:(ナトリウム、カリウム、副腎皮質)(正解)
2:(カリウム、カルシウム、副腎髄質)
3:(ナトリウム、カリウム、副腎髄質)
4:(カリウム、ナトリウム、副腎髄質)
5:(ナトリウム、カルシウム、副腎皮質)
🔒 解説は解答すると表示されます
偽アルドステロン症【登録販売者解説】
正解の理由
ひと言まとめ:偽アルドステロン症=ナトリウムと水が体内にたまり、カリウムが失われる状態です。
1の組み合わせは、(a)ナトリウム、(b)カリウム、(c)副腎皮質です。偽アルドステロン症(ぎせいアルドステロンしょう)では、副腎皮質(ふくじんひしつ)からのアルドステロン分泌が増えていないのに、塩分(ナトリウム)と水が体内にたまり、カリウムが体から失われます。
根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き(令和6年4月一部改訂)」第2章「人体の働きと医薬品」の副腎と偽アルドステロン症に関する項目です。
解法ステップ
- 「塩分と水が貯留」という表現に注目します。塩分の中心となる成分はナトリウムです。
- 「体から失われる」成分はカリウムです。ナトリウムとカリウムを入れ替えている選択肢に注意します。
- アルドステロンは副腎皮質から分泌されます。「副腎髄質」とする選択肢を除きます。
- 3つの語句がすべて一致する組み合わせを選びます。
選択肢別の誤答解説
- 選択肢2:(a)がカリウム、(b)がカルシウム、(c)が副腎髄質です。(a)はナトリウム、(b)はカリウム、(c)は副腎皮質なので、3か所とも誤りです。
- 選択肢3:(a)のナトリウムと(b)のカリウムは合っていますが、(c)が副腎髄質です。アルドステロンの分泌源は副腎皮質です。
- 選択肢4:(a)がカリウム、(b)がナトリウム、(c)が副腎髄質です。ナトリウムとカリウムが逆で、分泌源も違います。
- 選択肢5:(a)のナトリウムと(c)の副腎皮質は合っていますが、(b)がカルシウムです。体から失われるのはカリウムです。
よくある誤解
- 「ナトリウムが体内にたまり、カリウムが失われる」という組み合わせを逆に覚えてしまうことがあります。貯留する成分と失われる成分をセットで覚えましょう。
- 副腎皮質と副腎髄質は、同じ副腎の別の部分です。アルドステロンの分泌源は副腎皮質であり、「副腎」の部分だけを見て選ばないようにします。
補足コラム
アルドステロンには、体内に塩分と水を保ち、カリウムの排泄を促す働きがあります。この働きに似た状態が、アルドステロンの分泌増加なしに起こるため、「偽」アルドステロン症と呼ばれます。
FAQ
Q. 副腎髄質では、どのような物質が作られますか?
A. アドレナリンとノルアドレナリンが産生・分泌されます。アルドステロンの分泌源である副腎皮質とは区別して覚えましょう。
A. アドレナリンとノルアドレナリンが産生・分泌されます。アルドステロンの分泌源である副腎皮質とは区別して覚えましょう。
関連キーワード: ナトリウム、カリウム、アルドステロン、副腎皮質、副腎髄質

\ せっかくなら /
登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!
