戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2023年 北海道・東北 問68


問題文

次の記述は、鼻及び耳に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。
a 副鼻腔は、薄い板状の軟骨と骨でできた鼻中隔によって左右に仕切られている。 b 内耳は、平衡器官である蝸牛と、聴覚器官である前庭の2つの部分からなる。 c 乗物酔い(動揺病)は、乗り物に乗っているとき反復される加速度刺激や動揺によって、平衡感覚が混乱して生じる身体の変調である。 d 外耳道にある耳垢腺(汗腺の一種)や皮脂腺からの分泌物に、埃や外耳道上皮の老廃物などが混じって耳垢(耳あか)となる。

選択肢

1:(a、b)
2:(a、d)
3:(b、c)
4:(b、d)
5:(c、d)(正解)

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鼻・耳の構造と乗物酔い【登録販売者解説】

正解の理由

鼻中隔は鼻腔を左右に仕切り、蝸牛は聴覚、前庭は平衡感覚に関わります。
5の組み合わせは(c、d)です。aは誤り、bは誤り、cは正しい、dは正しい記述です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」の第2章「鼻・耳などの感覚器官」です。

解法ステップ

  1. aの「副鼻腔」に注目します。鼻中隔が左右に仕切るのは、鼻腔か副鼻腔かを確認します。
  2. bは「蝸牛」と「前庭」の役割に注目します。聴覚と平衡感覚の組み合わせが逆になっていないか見ます。
  3. cとdは、乗物酔いの説明と耳垢のでき方が手引きの記述に合うか確認します。
  4. 正しい記述がc・dと分かったら、選択肢の組み合わせと照らします。

選択肢別の誤答解説

  • a:誤り
    ×「副鼻腔」→ ○「鼻腔」
    鼻中隔(びちゅうかく)は、薄い板状の軟骨と骨でできており、鼻腔(びくう)を左右に仕切っています。副鼻腔(ふくびくう)は鼻の周囲の骨の中にある空洞で、鼻腔とは細い管でつながっています。
  • b:誤り
    ×「平衡器官である蝸牛、聴覚器官である前庭」→ ○「聴覚器官である蝸牛、平衡器官である前庭」
    蝸牛(かぎゅう)は聴覚に関わり、前庭(ぜんてい)は平衡感覚(へいこうかんかく)に関わります。問題文では、それぞれの役割が入れ替わっています。
  • c:正しい
    乗物酔い(動揺病(どうようびょう))は、乗り物に乗っているときの反復する加速度刺激や動揺によって平衡感覚が混乱し、身体の変調が生じるものです。
  • d:正しい
    外耳道(がいじどう)にある耳垢腺(じこうせん)や皮脂腺からの分泌物に、埃や外耳道上皮の老廃物(ろうはいぶつ)などが混じって、耳垢(じこう)ができます。
選択肢の組み合わせを照合すると、1はa・bを含み、正しいc・dを含まないため誤りです。2はaを含みcを含まないため誤りです。3はbを含みdを含まないため誤りです。4はbを含みcを含まないため誤りです。c・dを含む組み合わせが5です。

よくある誤解

  • 鼻腔と副鼻腔を取り違える:鼻中隔で左右に分かれるのは鼻腔です。「副鼻腔」と主語を入れ替えた書き換えに注意しましょう。
  • 蝸牛と前庭の役割を逆に覚える:「蝸牛は聴覚、前庭は平衡感覚」とセットで整理します。
  • 正しい記述を含むだけで選ぶ:組み合わせ問題では、正しい記述の一部だけでなく、選択肢に含まれる記述がすべて正しいかを確認します。

補足コラム

耳は外耳・中耳・内耳に分かれます。外耳は耳介と外耳道、中耳は鼓膜・鼓室・耳小骨・耳管からなります。内耳では、蝸牛が聴覚に、前庭が平衡感覚に関わります。器官名と役割を対応させて覚えると、入れ替え問題を見抜きやすくなります。

FAQ

乗物酔い防止薬は、日常的に起こるめまいにも同じように関係しますか?
手引きでは、乗物酔い防止薬は乗物酔いによるめまいなどを防止・緩和する目的の医薬品とされています。日常的にめまいが度々生じる場合は、乗物酔いに伴う一時的な症状とは分けて考える必要があります。

関連キーワード: 鼻腔、鼻中隔、副鼻腔、蝸牛、前庭、乗物酔い、耳垢
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