登録販売者 2025年 北海道・東北 問101
問題文
次の1~5で示される成分を含む一般用医薬品の添付文書の「してはいけないこと」の項目において、吸収増大による精神神経系障害が生じるおそれがあるため、「服用前後は飲酒しないこと」と記載することとされているものはどれか。
選択肢
1:タンニン酸アルブミン
2:カフェイン
3:次硝酸ビスマス(正解)
4:オキセサゼイン
5:ヒマシ油
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ビスマス製剤と飲酒の注意【登録販売者解説】
正解の理由
次硝酸ビスマス=飲酒で吸収が増え、精神神経系の障害が起こるおそれがあります。
3の次硝酸ビスマスが該当します。選択肢1・2・4・5は、この飲酒注意の対象として示されていません。根拠は、手引き「試験問題の作成に関する手引き(令和7年4月一部改訂)」第5章の「食品との相互作用に関する注意」です。
3の次硝酸ビスマスが該当します。選択肢1・2・4・5は、この飲酒注意の対象として示されていません。根拠は、手引き「試験問題の作成に関する手引き(令和7年4月一部改訂)」第5章の「食品との相互作用に関する注意」です。
解法ステップ
- 注意文の「吸収増大」と「精神神経系障害」に注目します。
- 手引きでは、この組み合わせの注意対象として、次硝酸ビスマスなどのビスマスを含む成分が挙げられています。
- 選択肢の中から次硝酸ビスマスを選びます。
選択肢別の誤答解説
-
1:タンニン酸アルブミン
収斂作用(組織を引き締める作用)をもつ成分で、止瀉薬(ししゃやく)などに配合されます。飲酒による吸収増大と精神神経系障害の注意対象ではありません。 -
2:カフェイン
眠気防止薬などに配合される成分です。手引きで注意されているのは、カフェインを含む成分を主薬とする眠気防止薬と、コーヒーやお茶などのカフェインを含む飲料との同時服用です。飲酒を避ける注意とは別です。 -
3:次硝酸ビスマス
ビスマスを含む成分です。アルコールと一緒に摂取すると、循環血液中への移行が高まり、精神神経症状が生じるおそれがあるため、服用前後の飲酒を避けます。 -
4:オキセサゼイン
手引きでは、小児向け製品がないことや妊娠中の安全性が確立されていないことに関する注意で扱われています。飲酒による吸収増大の注意対象ではありません。 -
5:ヒマシ油
瀉下薬(しゃげやく)に配合される成分です。小児や妊婦などに関する注意がありますが、ビスマスのような飲酒による精神神経系障害の注意対象ではありません。
よくある誤解
- 「飲酒しないこと」と「カフェインを含む飲料と同時に服用しないこと」を混同しやすいです。カフェインの注意は飲酒ではなく、カフェインの過量摂取を避けるためのものです。
- 下痢止めに使われる成分だからといって、すべて飲酒時の注意が同じとは限りません。成分名と、注意の理由をセットで覚えましょう。
補足コラム
飲酒を避ける注意は、ビスマスを含む成分だけではありません。手引きでは、かぜ薬や解熱鎮痛薬では肝機能障害・胃腸障害のおそれ、ブロモバレリル尿素などを含む医薬品では鎮静作用が強まるおそれが示されています。「飲酒との相互作用」は、成分ごとに理由が異なります。
FAQ
Q. 次硝酸ビスマス以外のビスマス成分も、飲酒に注意しますか?
A. はい。手引きでは、次没食子酸ビスマスなど、ビスマスを含む成分も対象として挙げられています。
A. はい。手引きでは、次没食子酸ビスマスなど、ビスマスを含む成分も対象として挙げられています。
関連キーワード: 次硝酸ビスマス、ビスマス、飲酒、食品との相互作用、精神神経系障害、カフェイン、止瀉薬

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