登録販売者 2024年 北海道・東北 問105
問題文
次の一般用医薬品の医薬品成分のうち、アスピリン喘息を誘発するおそれがあるため、その添付文書の「次の人は使用(服用)しないこと」の項目に、「本剤又は他のかぜ薬、解熱鎮痛薬を使用(服用)して喘息を起こしたことがある人」と記載することとされているものとして、正しいものの組み合わせはどれか。
a アセトアミノフェン
b イソプロピルアンチピリン
c アミノ安息香酸エチル
d カフェイン
選択肢
1:(a、b)(正解)
2:(a、c)
3:(b、c)
4:(b、d)
5:(c、d)
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アスピリン喘息の使用禁止表示【登録販売者解説】
正解の理由
アセトアミノフェン・イソプロピルアンチピリンは、喘息を起こしたことがある人への使用禁止表示の対象です。
したがって、正しい組合せは 1(a、b)です。aとbが対象で、cとdは対象外です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第5章「医薬品の適正使用・安全対策」の使用上の注意の記載です。
解法ステップ
- 問題文の「喘息を起こしたことがある人」と「使用しないこと」に注目します。
- 解熱鎮痛成分のうち、アセトアミノフェンとイソプロピルアンチピリンが該当することを確認します。
- その2つを含む組合せを選びます。
選択肢別の誤答解説
記述ごとの確認
-
a アセトアミノフェン:対象です。
かぜ薬や解熱鎮痛薬に配合される解熱鎮痛成分です。喘息を起こしたことがある人への使用禁止表示の対象に含まれます。 -
b イソプロピルアンチピリン:対象です。
解熱鎮痛成分の一つで、喘息を起こしたことがある人への使用禁止表示の対象に含まれます。 -
c アミノ安息香酸エチル:対象外です。
局所麻酔成分(使用した場所の感覚を一時的に鈍らせる成分)です。この問題で問われている、喘息を起こしたことがある人への使用禁止表示の対象成分ではありません。 -
d カフェイン:対象外です。
キサンチン系の成分で、眠気を防ぐ薬などにも用いられます。この問題で問われている表示の対象成分ではありません。
組合せの照合
- 選択肢2(a、c)は、対象のaを含みますが、対象外のcを含み、対象のbを含みません。
- 選択肢3(b、c)は、対象のbを含みますが、対象外のcを含み、対象のaを含みません。
- 選択肢4(b、d)は、対象のbを含みますが、対象外のdを含み、対象のaを含みません。
- 選択肢5(c、d)は、対象外のcとdを含み、対象のaとbを含みません。
よくある誤解
- 「解熱鎮痛薬に配合される成分なら、すべて対象」と考えないようにしましょう。 この問題では、成分ごとの違いが問われています。
- カフェインを、解熱鎮痛成分と混同しないようにしましょう。 この設問で対象となるのは、aとbです。
- アミノ安息香酸エチルの「局所麻酔成分」という分類だけで、喘息の表示対象と判断しないようにしましょう。 問われている注意書きと、成分の分類を対応させることが大切です。
補足コラム
「使用しないこと」には、成分の作用などを踏まえて、使用を避けるべき人が記載されます。問題を解くときは、成分の名前だけでなく、「どの人に対する、どの注意書きなのか」をセットで確認しましょう。
FAQ
Q. 「喘息を起こしたことがある人」という表示は、どの成分について覚えればよいですか?
A. この問題では、アセトアミノフェンとイソプロピルアンチピリンを対象成分として整理します。
A. この問題では、アセトアミノフェンとイソプロピルアンチピリンを対象成分として整理します。
Q. アミノ安息香酸エチルは、どのような成分ですか?
A. 局所麻酔成分です。乗物酔いに伴う吐きけを抑える目的で配合されることがあります。
A. 局所麻酔成分です。乗物酔いに伴う吐きけを抑える目的で配合されることがあります。
関連キーワード: アスピリン喘息、使用上の注意、使用禁止表示、アセトアミノフェン、イソプロピルアンチピリン

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