戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2024年 中国・四国 問10


問題文

他の医薬品や食品との相互作用に関する記述のうち、誤っているものはどれか。

選択肢

1:解熱鎮痛薬と鎮静薬では、成分や作用が重複することが多く、通常、これらの薬効群に属する医薬品の併用は避けることとされている。
2:酒類(アルコール)は、医薬品の吸収に影響を与えることはない。(正解)
3:医療機関で治療を受けている場合には、通常、その治療が優先されることが望ましく、一般用医薬品を併用しても問題ないかどうかについては、治療を行っている医師若しくは歯科医師、又は処方された医薬品を調剤する薬剤師に確認する必要がある。
4:内服薬だけでなく、外用薬を使用する際も、その作用や代謝について、食品による影響を受ける可能性を考慮する必要がある。

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食品と医薬品の相互作用【登録販売者解説】

正解の理由

アルコールは、医薬品の吸収や代謝に影響することがあります。
誤っているのは2です。選択肢2は「酒類は医薬品の吸収に影響を与えない」としていますが、手引きでは、酒類(アルコール)は医薬品の吸収や代謝に影響を与えることがあるとされています。選択肢1・3・4の記述は正しい内容です。根拠は第1章「医薬品に共通する特性と基本的な知識」の「他の医薬品や食品との相互作用、飲み合わせ」です。『試験問題の作成に関する手引き(令和6年4月一部改訂)』に沿って、アルコールの影響を「ない」とする断定に注意しましょう。

解法ステップ

  1. 選択肢2の「影響を与えることはない」に注目します。「ない」と言い切れる内容かを確認します。
  2. 手引きでは、アルコールが医薬品の「吸収や代謝」に影響することがあるとされています。したがって、選択肢2は誤りです。
  3. 選択肢1の薬効群の併用、選択肢3の治療中の確認、選択肢4の外用薬への影響も、それぞれ手引きの記述と照らして確認します。

選択肢別の誤答解説

  • 選択肢1:正しい記述です。
    かぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬などは、成分や作用が重複することが多いです。併用すると作用が強く出過ぎたり、副作用の危険が高まったりするため、通常、これらの薬効群に属する医薬品の併用は避けることとされています。
  • 選択肢2:誤った記述です。
    「酒類は医薬品の吸収に影響しない」とは言えません。アルコールは、医薬品の吸収や代謝に影響することがあります。「影響しない」と断定している点が誤りです。
  • 選択肢3:正しい記述です。
    医療機関で治療を受けている場合は、通常、その治療を優先します。一般用医薬品を併用してよいかを自己判断せず、治療を行っている医師・歯科医師、または調剤した薬剤師に確認する必要があります。
  • 選択肢4:正しい記述です。
    食品による影響は、内服薬だけの問題ではありません。手引きでは、外用薬や注射薬であっても、食品によって医薬品の作用や代謝に影響を受ける可能性があるとされています。

よくある誤解

  • 「影響がない」という断定を見落とすこと
    相互作用の問題では、「影響することがある」を「影響しない」と書き換えるのが、よくあるひっかけです。
  • 「飲み合わせ」は飲み薬だけの話だと思うこと
    食品との相互作用は、内服薬だけでなく、外用薬や注射薬にも関係する可能性があります。
  • アルコールの影響を吸収だけに限ること
    手引きでは、アルコールが医薬品の吸収だけでなく、代謝にも影響することが示されています。

補足コラム

相互作用は、医薬品の吸収・分布・代謝・排泄の過程で起こる場合と、薬理作用をもたらす部位で起こる場合があります。食品中に医薬品の成分と同じ物質が含まれている場合もあり、手引きでは、カフェインやビタミンAが例として挙げられています。
アルコールの影響は、すべての医薬品で同じように現れるとは限りません。医薬品の種類によって、薬効が弱まったり、作用が強く出過ぎたり、副作用が現れやすくなったりすることがあります。

FAQ

相互作用を避けるため、飲み合わせに注意するのは服用中だけですか?
服用中だけでなく、その前後も含めて注意が必要になる場合があります。使用中の医薬品との飲み合わせについて不明な点があれば、薬剤師や医師に相談してください。

関連キーワード: 相互作用、飲み合わせ、アルコール、吸収、代謝、外用薬
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