登録販売者 2025年 北海道・東北 問89
問題文
配置販売業に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 配置販売業者は、一般用医薬品のうち経年変化が起こりにくいこと等の基準に適合するもの以外の医薬品を販売してはならない。
b 配置販売業者又はその配置員は、医薬品の配置販売に従事しようとするときは、配置販売業者の氏名等を、あらかじめ、配置販売に従事しようとする区域の都道府県知事に届け出なければならない。
c 配置販売業者又はその配置員は、その住所地の都道府県知事が発行する身分証明書の紛失を避けるため、医薬品の配置販売に従事する際は携帯せず、事務所等に保管することが望ましい。
d 区域管理者は、保健衛生上支障を生ずるおそれがないように、その業務に関し配置員を監督するなど、その区域の業務につき、必要な注意をしなければならない。
選択肢
1:a:誤、b:誤、c:正、d:正
2:a:正、b:誤、c:正、d:誤
3:a:正、b:正、c:誤、d:正(正解)
4:a:誤、b:誤、c:誤、d:誤
5:a:誤、b:正、c:誤、d:正
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配置販売業の従事要件【登録販売者解説】
正解の理由
配置販売では、販売できる医薬品に基準があり、従事前の届出と身分証明書の携帯が必要です。
正しい組み合わせは3です。各記述は、aが正、bが正、cが誤、dが正です。根拠は『試験問題の作成に関する手引き(令和7年4月一部改訂)』第4章「薬事関係法規・制度」の配置販売品目、配置従事の届出、身分証明書、区域管理者の義務に関する項目です。
解法ステップ
- aでは「経年変化が起こりにくいこと等の基準」という、配置販売できる品目の条件に注目します。
- bでは、配置販売に従事する前に、従事しようとする区域の都道府県知事へ届け出る点を確認します。
- cの「身分証明書を携帯せず」という部分を見ます。配置販売に従事するための条件と合っているかが判断の鍵です。
- dでは、区域管理者が配置員を監督し、区域の業務に必要な注意をする義務があるかを確認します。
選択肢別の誤答解説
-
a 正しいです。
配置販売業者は、一般用医薬品のうち、経年変化が起こりにくいことなどの基準に適合するもの以外を販売できません。配置販売では、医薬品を購入者の居宅などにあらかじめ置くため、品目に基準が設けられています。 -
b 正しいです。
配置販売に従事しようとするときは、あらかじめ、従事しようとする区域の都道府県知事に届け出ます。届出には、配置販売業者や従事者の氏名・住所、従事する区域・期間などが含まれます。 -
c 誤りです。
×「身分証明書を携帯せず、事務所等に保管」→ ○「身分証明書を携帯しなければ、配置販売に従事してはならない」
身分証明書は、住所地の都道府県知事から交付を受け、配置販売に従事する際に携帯する必要があります。紛失を避けるために携帯しない、という扱いではありません。 -
d 正しいです。
区域管理者は、保健衛生上の支障が生じないよう、配置員を監督し、医薬品などを管理するほか、区域の業務に必要な注意をしなければなりません。
よくある誤解
- 「身分証明書の交付を受けること」と「携帯すること」を別々に考えてしまうことがあります。配置販売に従事するには、交付を受けるだけでなく、携帯も必要です。
- bの届出先を、配置販売業者の住所地を管轄する都道府県知事だと思い込まないようにしましょう。届出先は、配置販売に従事しようとする区域の都道府県知事です。
- cの「紛失を避けるため」という理由に引きずられないことが大切です。問題文にもっともらしい理由が添えられていても、義務の内容と合うかを確認します。
補足コラム
配置販売に関する要件は、次のように整理できます。
- 販売できる品目:経年変化が起こりにくいことなど、定められた基準に適合する一般用医薬品
- 従事前:従事しようとする区域の都道府県知事へ届出
- 従事中:身分証明書を携帯
- 区域管理者:配置員の監督や医薬品の管理など、区域の業務に必要な注意を行う
FAQ
Q. 身分証明書を発行する都道府県知事と、届出先の都道府県知事は同じですか?
A. 必ずしも同じとは限りません。身分証明書は住所地の都道府県知事が発行し、従事の届出は従事しようとする区域の都道府県知事に行います。
A. 必ずしも同じとは限りません。身分証明書は住所地の都道府県知事が発行し、従事の届出は従事しようとする区域の都道府県知事に行います。
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