戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2024年 中国・四国 問117


問題文

以下の記述は、医薬品副作用被害救済制度の給付に関するものである。該当する給付の種類として正しいものはどれか。
医薬品の副作用による疾病(入院治療を必要とする程度)の治療に伴う医療費以外の費用の負担に着目して給付されるものである。請求の期限は、請求に係る医療が行われた日の属する月の翌月の初日から5年以内である。

選択肢

1:葬祭料
2:遺族年金
3:障害年金
4:医療手当(正解)
5:遺族一時金

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医療手当【登録販売者解説】

正解の理由

医療費以外の費用に着目した定額給付が医療手当です。
問題文は、医薬品の副作用による疾病の治療に伴う「医療費以外の費用」を対象とし、請求期限も「医療が行われた日の属する月の翌月の初日から5年以内」としています。この説明に当てはまるのは、選択肢4の医療手当です。
根拠は『試験問題の作成に関する手引き(令和6年4月一部改訂)』第5章「医薬品の適正使用・安全対策」の「医薬品副作用被害救済制度」です。医療費と医療手当の対象となるのは、副作用による疾病が「入院治療を必要とする程度」の場合です。

解法ステップ

  1. 「医療費以外の費用」という部分に注目します。医療そのものにかかった費用ではなく、治療に伴う別の費用を指しています。
  2. 「翌月の初日から5年以内」という期限を確認します。これは医療手当の請求期限です。
  3. 「入院治療を必要とする程度」は医療費・医療手当に共通する条件です。どちらかは、費用の種類で見分けます。

選択肢別の誤答解説

  • 1 葬祭料:副作用により死亡した人の葬祭に伴う出費に着目した定額給付です。治療に伴う費用を対象とする問題文とは異なります。
  • 2 遺族年金:生計維持者が副作用により死亡した場合に、遺族の生活の立て直しなどを目的として給付されます。治療中に生じる医療費以外の費用ではありません。
  • 3 障害年金:副作用により一定程度の障害の状態にある18歳以上の人を対象とする給付です。生活補償などが目的で、問題文の費用の説明とは異なります。
  • 4 医療手当:副作用による疾病の治療に伴う、医療費以外の費用に着目した定額給付です。請求期限も問題文と一致します。
  • 5 遺族一時金:生計維持者以外の人が副作用により死亡した場合に、遺族に対して給付されます。治療に伴う費用ではなく、死亡後の遺族への給付です。

よくある誤解

  • 医療費と医療手当は、どちらも「入院治療を必要とする程度」の疾病が対象です。違いは、医療費は治療に要した費用、医療手当は医療費以外の費用という点です。
  • 「5年以内」だけで給付の種類を決めるのは危険です。医療費・医療手当のどちらも5年以内ですが、起算点が異なります。
  • 「医療手当」という名称から、医療そのものにかかった費用だと考えがちです。問題文の「医療費以外」という言葉を見落とさないようにしましょう。

補足コラム

医療費と医療手当は、どちらも副作用による疾病の治療が「入院治療を必要とする程度」の場合に対象となります。ただし、請求期限の起算点は別です。
  • 医療費:医療費の支給対象となる費用の支払いが行われたときから5年以内
  • 医療手当:請求に係る医療が行われた日の属する月の翌月の初日から5年以内
「対象となる費用」と「請求期限の起算点」をセットで覚えると、混同しにくくなります。

FAQ

Q. 医療費と医療手当は、どちらも定額で給付されますか?
A. 医療費は、健康保険などによる給付額を差し引いた自己負担分を実費で補償するものです。医療手当は定額給付です。
Q. 遺族年金と遺族一時金の違いは何ですか?
A. 遺族年金は、生計維持者が死亡した場合の遺族の生活の立て直しなどを目的とします。遺族一時金は、生計維持者以外の人が死亡した場合に遺族へ給付されるものです。

関連キーワード: 医薬品副作用被害救済制度、医療費、医療手当、請求期限
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