戦国登販登録販売者試験 過去問
過去問・解説試験概要お問い合わせ料金プラン

登録販売者 2023年 北海道・東北 問103


問題文

一般用医薬品の添付文書における使用上の注意の記載に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

選択肢

1:ピレンゼピン塩酸塩水和物が配合された胃腸薬は、目のかすみ、異常なまぶしさを生じることがあるため、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」とされている。
2:パパベリン塩酸塩は、眼圧が上昇し、緑内障を悪化させるおそれがあるため、「緑内障の診断を受けた人」は「相談すること」とされている。
3:インドメタシンが配合された外用鎮痛消炎薬は、一定期間又は一定回数使用しても症状の改善がみられない場合、ほかに原因がある可能性があるため、「長期連用しないこと」とされている。
4:ポビドンヨードが配合された含嗽薬は、ヨウ素の体内摂取が増える可能性があり、疾患の治療に影響を及ぼすおそれがあるため、「肝臓病の診断を受けた人」は「相談すること」とされている。(正解)

🔒 解説は解答すると表示されます

添付文書の使用上の注意【登録販売者解説】

正解の理由

ポビドンヨードの相談対象は肝臓病ではなく、甲状腺疾患です。
誤っているのは4です。記述1〜3は正しく、記述4は相談する人の病気が誤っています。根拠は、手引きの第5章「医薬品の適正使用・安全対策」にある、添付文書の「相談すること」や連用に関する注意です。正式名は『試験問題の作成に関する手引き』です。

解法ステップ

  1. 「運転操作をしないこと」「緑内障の人は相談」「長期連用しないこと」「相談する人の病気」に注目します。
  2. ピレンゼピン塩酸塩水和物は、目のかすみや異常なまぶしさが起こることがあるため、運転操作を避ける注意と照らします。
  3. パパベリン塩酸塩と緑内障の組み合わせ、インドメタシン配合の外用薬の連用注意を確認します。
  4. ポビドンヨードの相談対象は、肝臓病ではなく甲状腺疾患です。ここが誤りです。

選択肢別の誤答解説

  • 1:正しい記述です。ピレンゼピン塩酸塩水和物が配合された胃腸薬では、目のかすみや異常なまぶしさが起こることがあります。そのため、服用後は乗物や機械類の運転操作をしないよう注意します。
  • 2:正しい記述です。パパベリン塩酸塩は眼圧(がんあつ)を上昇させ、緑内障(りょくないしょう)を悪化させるおそれがあります。そのため、緑内障の診断を受けた人は、使用前に相談する対象です。
  • 3:正しい記述です。インドメタシンが配合された外用鎮痛消炎薬には、「長期連用しないこと」と記載されます。症状が改善しないときに、自己判断で漫然と使い続けないことが大切です。
  • 4:誤りです。ポビドンヨードが配合された含嗽薬(がんそうやく)で相談が必要となるのは、「肝臓病の診断を受けた人」ではなく、「甲状腺疾患の診断を受けた人」です。ヨウ素の摂取が、甲状腺の病気の治療に影響するおそれがあるためです。

よくある誤解

  • ポビドンヨードの相談対象を、名前や用途の印象から肝臓病と結びつけてしまうことがあります。ここでは「ヨウ素」と「甲状腺疾患」をセットで覚えます。
  • 「長期連用しないこと」と「症状が改善しない場合は使用を続けず相談すること」は、関連しますが同じ記載ではありません。添付文書の注意文言を正確に区別しましょう。

補足コラム

ポビドンヨードなどのヨウ素系殺菌消毒成分を含む口腔咽喉薬や含嗽薬は、使用によってヨウ素の摂取につながることがあります。ヨウ素は甲状腺ホルモンの産生に関係するため、甲状腺疾患の治療に影響するおそれがあります。

FAQ

「相談すること」と「してはいけないこと」はどう違いますか?
「相談すること」は、使用前に専門家へ相談して適否を確認する注意です。「してはいけないこと」は、使用を避ける必要がある場合の注意です。

関連キーワード: 添付文書、使用上の注意、ポビドンヨード、甲状腺疾患、眼圧、長期連用
← 前の問題へこの年度をクイズで解く次の問題へ →
戦国登販クイズ機能

\ せっかくなら /

登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?

クイズ画面へ遷移する→

すぐに利用可能!

©︎2026 登録販売者試験 過去問学習サイト

このサイトについてブログプライバシーポリシー利用規約特商法表記開発者について