登録販売者 2022年 北海道・東北 問103
問題文
次の1~5で示される医薬品成分のうち、長期連用によりアルミニウム脳症及びアルミニウム骨症を生じるおそれがあるため、一般用医薬品の添付文書の「してはいけないこと」の項目に、「長期連用しないこと」と記載されるものはどれか。
選択肢
1:グリチルレチン酸
2:センノシド
3:タンニン酸アルブミン
4:アルジオキサ(正解)
5:ロートエキス
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アルミニウム含有成分の長期連用【登録販売者解説】
正解の理由
アルミニウムを含む成分は、長期連用によりアルミニウム脳症・アルミニウム骨症を生じるおそれがあります。
正解は4のアルジオキサです。アルジオキサはアルミニウムを含む成分で、胃腸薬などに配合されます。厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き(令和4年3月)」の第5章「医薬品の適正使用・安全対策」にある、添付文書の「してはいけないこと」が根拠です。
正解は4のアルジオキサです。アルジオキサはアルミニウムを含む成分で、胃腸薬などに配合されます。厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き(令和4年3月)」の第5章「医薬品の適正使用・安全対策」にある、添付文書の「してはいけないこと」が根拠です。
解法ステップ
- 問題文の手がかりは「アルミニウム脳症及びアルミニウム骨症」です。
- 選択肢から、アルミニウムを含む成分を探します。
- アルジオキサはアルミニウムを含む成分なので、「長期連用しないこと」の対象です。
選択肢別の誤答解説
-
1 グリチルレチン酸
アルミニウムを含む成分ではありません。手引きでは、グリチルリチン酸を含む成分などについて、一定の条件で長期連用を避ける注意が示されていますが、アルミニウム脳症・骨症を理由とするものではありません。 -
2 センノシド
瀉下薬(しゃげやく)に用いられる成分です。長期連用に関する注意が問われることはありますが、アルミニウムを含む成分ではなく、問題文の副作用の理由には当たりません。 -
3 タンニン酸アルブミン
アルミニウムを含む成分ではありません。タンニン酸は粘膜を保護する収斂(しゅうれん)成分として扱われますが、アルミニウム脳症・骨症を生じる成分ではありません。 -
4 アルジオキサ
アルミニウムを含む成分です。長期連用によりアルミニウム脳症・アルミニウム骨症を生じるおそれがあるため、「長期連用しないこと」とされます。 -
5 ロートエキス
鎮痛鎮痙(ちんつうちんけい)作用を示す成分です。アルミニウムを含まず、問題文にある脳症・骨症の注意の対象ではありません。
よくある誤解
- 「長期連用しないこと」と書かれる成分なら、どれも同じ理由だと思ってしまうことがあります。成分ごとに、注意が必要な理由を分けて覚えましょう。
- 「胃腸薬に使われる成分」というだけで選ばず、アルミニウムを含む成分かどうかに注目します。
- アルミニウム脳症とアルミニウム骨症は、別々の成分による副作用ではありません。どちらもアルミニウムの体内への蓄積に関係します。
補足コラム
アルミニウム脳症は、脳にアルミニウムが蓄積して脳神経系の働きに影響する状態です。アルミニウム骨症は、骨にアルミニウムが蓄積して骨が軟化する状態です。
アルジオキサのほか、スクラルファート、水酸化アルミニウムゲルなどもアルミニウムを含む成分として挙げられます。透析療法を受けている人は使用を避ける必要があり、透析を受けていない人も長期連用は避けます。
アルジオキサのほか、スクラルファート、水酸化アルミニウムゲルなどもアルミニウムを含む成分として挙げられます。透析療法を受けている人は使用を避ける必要があり、透析を受けていない人も長期連用は避けます。
FAQ
Q. 「脳症」と「骨症」は、どちらもアルミニウムの蓄積が原因ですか?
A. はい。脳に蓄積した場合は脳神経系への影響、骨に蓄積した場合は骨の軟化につながります。
A. はい。脳に蓄積した場合は脳神経系への影響、骨に蓄積した場合は骨の軟化につながります。
Q. 長期連用を避ける注意は、透析療法を受けている人だけに関係しますか?
A. いいえ。手引きでは、透析療法を受けていない人についても、アルミニウムを含む成分の長期連用を避けるとしています。
A. いいえ。手引きでは、透析療法を受けていない人についても、アルミニウムを含む成分の長期連用を避けるとしています。
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