登録販売者 2026年 北海道・東北 問54
問題文
滋養強壮保健薬及びその配合成分に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
選択肢
1:生薬成分であるゴオウ、ロクジョウの配合は、医薬品においてのみ認められている。
2:しみ、そばかすのような特定部位の症状に対する効能・効果は、医薬品においてのみ認められている。
3:脂溶性ビタミンでは、過剰摂取により過剰症を生じるおそれがある。
4:滋養強壮を目的とする薬用酒は、アルコール含有量が少ないため、服用後に乗り物又は機械類の運転操作等を避ける必要はない。(正解)
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滋養強壮保健薬と薬用酒【登録販売者解説】
正解の理由
薬用酒はアルコールを含むため、服用後は運転操作を避けます。
誤っている記述は4です。記述1〜3は正しく、記述4は「アルコール含有量が少ないため、運転操作を避ける必要はない」としている点が誤りです。手引きの第3章「主な医薬品とその作用」の「滋養強壮保健薬」が根拠です。厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」では、薬用酒はアルコールを含有するため、服用後は乗り物や機械類の運転操作等を避ける必要があるとされています。
解法ステップ
- 「医薬品においてのみ」とある記述は、医薬部外品で認められる範囲との違いを確認します。
- 「脂溶性ビタミン」と「過剰症」の組み合わせが正しいかを見ます。
- 薬用酒の記述では、「アルコールを含む」と「運転操作を避ける」の関係に注目します。
- 「アルコール含有量が少ないから避けなくてよい」という因果関係が手引きと逆のため、4が誤りと判断できます。
選択肢別の誤答解説
- 1 正しいです。 ゴオウ、ロクジョウなどの生薬成分は、医薬品においてのみ認められています。医薬部外品の保健薬に配合される生薬成分と混同しないようにしましょう。
- 2 正しいです。 しみ・そばかすなど、特定部位の症状に対する効能・効果は、医薬品においてのみ認められています。医薬部外品の保健薬の効能・効果は、滋養強壮、虚弱体質の改善、病中・病後の栄養補給などに限られます。
- 3 正しいです。 脂溶性ビタミンは、過剰に摂取すると過剰症を生じるおそれがあります。「多く摂れば、症状の改善が早まる」とは限りません。
- 4 誤りです。 薬用酒はアルコールを含み、服用後は乗り物や機械類の運転操作等を避ける必要があります。「アルコール含有量が少ないため、避けなくてよい」とする説明は誤りです。
よくある誤解
- 「医薬品においてのみ」を見落とす誤解:ゴオウ、ロクジョウや、しみ・そばかすへの効能・効果は、医薬品に限られるという区別が問われています。
- 理由を入れ替える誤解:「アルコールを含むので避ける」が正しい関係です。「含有量が少ないので避けなくてよい」と逆に書き換えられています。
- 「多く摂ればよい」という誤解:ビタミン成分は、多く摂取しても症状の改善が早まるとは限らず、脂溶性ビタミンでは過剰症のおそれがあります。
補足コラム
医薬部外品の保健薬で認められる効能・効果は、滋養強壮、虚弱体質の改善、病中・病後の栄養補給などです。一方、しみ・そばかすなどの特定部位の症状に対する効能・効果は、医薬品に限られます。「保健薬」という共通点だけで、医薬品と医薬部外品の効能・効果を同じと考えないことが大切です。
FAQ
薬用酒の運転操作に関する注意は、眠気を起こす成分があるからですか?
この問題で押さえる根拠は、薬用酒がアルコールを含有することです。手引きでは、服用後は運転操作等を避ける必要があるとされています。
この問題で押さえる根拠は、薬用酒がアルコールを含有することです。手引きでは、服用後は運転操作等を避ける必要があるとされています。
関連キーワード: 滋養強壮保健薬、医薬部外品、薬用酒、脂溶性ビタミン、過剰症

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