戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2025年 北海道・東北 問68


問題文

外皮系に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 皮膚と皮膚腺、角質の総称である。 b メラニン色素は、太陽光に含まれる紫外線から皮膚組織を防護する役割がある。 c ヒトの皮膚の表面には常に一定の微生物が付着しており、それら微生物の存在によって、皮膚の表面での病原菌の繁殖が抑えられている。 d 汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺の二種類があり、エクリン腺は体臭腺である。

選択肢

1:a:正、b:正、c:正、d:誤(正解)
2:a:誤、b:誤、c:正、d:正
3:a:正、b:正、c:誤、d:正
4:a:正、b:誤、c:誤、d:正
5:a:誤、b:正、c:正、d:誤

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外皮系の構成と汗腺【登録販売者解説】

正解の理由

ひと言まとめ:外皮系は皮膚・皮膚腺・角質の総称で、体臭腺はアポクリン腺です。
正しい組み合わせは1です。a・b・cは正しく、dは誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」(令和7年4月一部改訂)の第2章「人体の働きと医薬品」―外皮系にあります。
記述判定
a正
b正
c正
d誤

解法ステップ

  1. aの「皮膚と皮膚腺、角質の総称」は、外皮系の定義と一致するかを確認します。
  2. bの「メラニン色素」と「紫外線から皮膚組織を防護」のつながりを見ます。
  3. cの「皮膚表面の微生物」と「病原菌の繁殖を抑える」という関係を確認します。
  4. dの「体臭腺」という語に注目します。体臭腺はエクリン腺ではなくアポクリン腺なので、dを誤りと判断できます。

選択肢別の誤答解説

記述a:正しいです。
外皮系とは、身体を覆う皮膚と、汗腺・皮脂腺・乳腺などの皮膚腺、爪や毛などの角質を総称したものです。
記述b:正しいです。
メラニン色素は、太陽光に含まれる紫外線から皮膚組織を防護する役割があります。防護能力を超える紫外線を浴びると、皮膚組織が損傷を受けることがあります。
記述c:正しいです。
皮膚の表面には微生物が存在し、その存在によって病原菌の繁殖や体内への侵入が抑えられています。皮膚表面の微生物のバランスが崩れたり、皮膚の組織が損傷したりすると、病原菌が繁殖・侵入しやすくなります。
記述d:誤りです。
× エクリン腺は体臭腺 → ○ アポクリン腺は体臭腺
エクリン腺は全身に分布し、汗を分泌します。アポクリン腺は腋窩(えきか)などの毛根部に分布する体臭腺です。
選択肢2は、a・b・dを誤り、cを正しいとしています。a・bは正しく、dは誤りなので、3つの判定が一致しません。
選択肢3は、a・bを正しいとしていますが、cを誤り、dを正しいとしています。cは正しく、dは誤りなので、c・dの判定が一致しません。
選択肢4は、aを正しいとする点は一致しますが、b・cを誤り、dを正しいとしており、b・c・dの判定が一致しません。
選択肢5は、b・cを正しく、dを誤りとする点は一致しますが、aを誤りとしている点が違います。

よくある誤解

  • エクリン腺とアポクリン腺の役割を逆にする誤りに注意しましょう。「体臭腺」はアポクリン腺です。
  • 「微生物がいる」と聞くと、すべて病原菌だと思いがちです。皮膚表面の微生物には、病原菌の繁殖を抑える働きもあります。
  • メラニン色素を「紫外線で生じるシミの原因」とだけ覚えると、防護の役割を見落とします。紫外線から皮膚組織を守る働きもあります。

補足コラム

皮膚には、体を保護するバリア機能のほか、体の水分を保つ、体温を調節する、触覚・痛覚・温度感覚などを感じ取る働きがあります。皮膚の構造や働きは、外皮系の問題とあわせて整理しておきましょう。

FAQ

皮脂腺は汗を分泌する腺ですか?
いいえ。皮脂腺は皮脂を分泌する腺です。汗を分泌するのは汗腺です。

関連キーワード: 外皮系、皮膚腺、角質、メラニン色素、皮膚表面の微生物、エクリン腺、アポクリン腺、体臭腺
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