戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2023年 奈良・関西広域連合・福井 問67


問題文

鼻及び耳に関する記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。
a 鼻中隔の前部は、毛細血管が豊富に分布していることに加えて粘膜が薄いため、傷つきやすく鼻出血を起こしやすい。 b 鼻腔粘膜に炎症が起きて腫れた状態を鼻炎といい、鼻閉(鼻づまり)や鼻汁過多などの症状が生じる。 c 中耳は、外耳と内耳をつなぐ部分であり、鼓膜、鼓室、耳小骨、耳管からなる。 d 内耳は、平衡器官である蝸牛と聴覚器官である前庭の2つの部分からなり、いずれも内部はリンパ液で満たされている。

選択肢

1:a:正、b:正、c:正、d:誤(正解)
2:a:正、b:正、c:誤、d:正
3:a:正、b:誤、c:正、d:正
4:a:誤、b:正、c:正、d:正
5:a:正、b:正、c:正、d:正

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鼻と耳の構造【登録販売者解説】

正解の理由

ひと言まとめ:鼻中隔前部は鼻出血を起こしやすく、内耳では蝸牛が聴覚、前庭が平衡感覚を担います。
正しい組合せは1です。記述a・b・cは正しく、記述dは誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き(令和5年4月一部改訂)」第2章「人体の働きと医薬品」の鼻・耳に関する項目です。

解法ステップ

  1. aは「鼻中隔の前部」「毛細血管が豊富」「粘膜が薄い」に注目します。これらは鼻出血を起こしやすい理由として正しい内容です。
  2. bは、鼻腔(びくう)の粘膜が炎症で腫れた状態が鼻炎(びえん)かを確認します。鼻汁過多や鼻閉(びへい)につながる説明も合っています。
  3. cは、中耳の位置と構成を見ます。外耳と内耳をつなぎ、鼓膜・鼓室(こしつ)・耳小骨(じしょうこつ)・耳管からなる説明は正しいです。
  4. dは、蝸牛(かぎゅう)と前庭(ぜんてい)の役割を確認します。聴覚と平衡感覚の役割が入れ替わっているため、誤りと判断できます。

選択肢別の誤答解説

記述ごとの確認

  • a 正しい
    鼻中隔(びちゅうかく)の前部は毛細血管が多く、粘膜も薄いため、傷つきやすく鼻出血を起こしやすいです。
  • b 正しい
    鼻腔の粘膜が炎症を起こして腫れた状態が鼻炎です。鼻汁が多くなったり、鼻づまりが起きたりします。
  • c 正しい
    中耳は外耳と内耳をつなぐ部分です。鼓膜、鼓室、耳小骨、耳管からなります。
  • d 誤り
    ×「平衡器官である蝸牛と聴覚器官である前庭」→ ○「聴覚器官である蝸牛と平衡器官である前庭」
    蝸牛は音を感じる聴覚器官で、前庭は平衡感覚に関わる器官です。両方の内部がリンパ液で満たされている点は正しいものの、それぞれの役割が逆に書かれています。

組合せの確認

  • 選択肢2:cを誤り、dを正しいとしている点が違います。実際はcが正しく、dが誤りです。
  • 選択肢3:bを誤り、dを正しいとしている点が違います。実際はbが正しく、dが誤りです。
  • 選択肢4:aを誤り、dを正しいとしている点が違います。実際はaが正しく、dが誤りです。
  • 選択肢5:dを正しいとしている点が違います。実際はdが誤りです。

よくある誤解

  • 蝸牛と前庭の役割を取り違える誤りです。「蝸牛=聴覚」「前庭=平衡感覚」と対応させて覚えます。
  • dのように、器官の数や「リンパ液で満たされている」という説明が正しいと、文全体も正しいと思いがちです。役割を表す語句まで確認しましょう。
  • 鼻出血の起こりやすさは、血管の豊富さだけでなく、粘膜の薄さも理由として述べられています。

補足コラム

耳は外耳・中耳・内耳に分かれます。外耳は耳介と外耳道、中耳は鼓膜などを含む部分、内耳は蝸牛と前庭からなる部分です。音の伝わり方では、中耳の耳小骨が鼓膜の振動を内耳へ伝えます。

FAQ

Q. 耳管はどこにつながっていますか?
A. 鼓室と鼻腔や咽頭(いんとう)をつないでいます。気圧の変化で耳がつまったように感じることにも関係します。
Q. 内耳のリンパ液は、どの感覚に関係しますか?
A. 蝸牛では音の振動に関わり、前庭ではリンパ液の動きが平衡感覚として感知されます。

関連キーワード: 鼻中隔、鼻炎、中耳、蝸牛、前庭、リンパ液
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