戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2025年 奈良・関西広域連合・福井 問62


問題文

消化器系に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 膵臓は、弱酸性の膵液を十二指腸へ分泌する。 b 胆嚢は、胆汁を産生して蓄える器官である。 c 摂取されたアルコールは、胃や小腸で吸収され、肝臓へと運ばれてアセトアルデヒドに代謝されたのち、さらに代謝されて酢酸となる。 d アミノ酸が分解された場合等に生成するアンモニアは、肝臓において尿素へと代謝される。

選択肢

1:a:正、b:誤、c:正、d:誤
2:a:正、b:誤、c:誤、d:正
3:a:誤、b:正、c:正、d:正
4:a:誤、b:正、c:誤、d:正
5:a:誤、b:誤、c:正、d:正(正解)

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消化器系の各器官の働き【登録販売者解説】

正解の理由

膵液は弱アルカリ性、胆汁は肝臓で産生、アルコールは酢酸へ、アンモニアは尿素へ代謝されます。
5が正解です。aは誤、bは誤、cは正、dは正です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第2章「人体の働きと医薬品」の、膵臓・胆嚢と肝臓の働きに関する記述です。

解法ステップ

  1. aの「弱酸性」に注目します。膵液は、胃で酸性になった内容物を中和する液です。
  2. bの「胆汁を産生」に注目します。胆汁を産生する器官と、濃縮して蓄える器官を区別します。
  3. cは「アセトアルデヒドから酢酸へ」、dは「アンモニアから尿素へ」という代謝の流れを確認します。
  4. 正しい組合せは「a・bが誤、c・dが正」のものなので、選択肢を絞れます。

選択肢別の誤答解説

  • a 誤り
    ×(弱酸性)→ ○(弱アルカリ性)
    膵液は十二指腸へ分泌され、胃で酸性になった内容物を中和するのに重要です。選択肢1・2はaを正としているため、ここが誤りです。
  • b 誤り
    ×(胆嚢が胆汁を産生)→ ○(胆汁は肝臓で産生され、胆嚢で濃縮して蓄えられる)
    胆嚢は胆汁を作るのではなく、肝臓で作られた胆汁を濃縮して蓄える器官です。選択肢3・4はbを正としているため、ここが誤りです。
  • c 正しい
    アルコールは胃や小腸で吸収され、肝臓へ運ばれます。そこでアセトアルデヒドに代謝された後、さらに代謝されて酢酸となります。選択肢2・4はcを誤としているため、ここが誤りです。
  • d 正しい
    アミノ酸が分解されるなどして生じたアンモニアは、肝臓で尿素へ代謝されます。選択肢1はdを誤としているため、ここが誤りです。
以上より、選択肢1はa・d、選択肢2はa・c、選択肢3はb、選択肢4はb・cの正誤が合いません。

よくある誤解

  • 「胆汁を作る場所」と「蓄える場所」を混同する
    肝臓が産生し、胆嚢が濃縮して蓄えます。
  • 膵液の性質を胃液と取り違える
    胃液は酸性ですが、膵液は弱アルカリ性です。
  • 代謝の途中で止めてしまう
    アルコールはアセトアルデヒドになった後、さらに酢酸へ代謝されます。

補足コラム

胆汁に含まれる胆汁酸塩は、脂質の消化を容易にし、脂溶性ビタミンの吸収も助けます。腸内に出た胆汁酸塩の大部分は小腸で再吸収され、肝臓に戻ります。

FAQ

Q. 胆嚢に蓄えられた胆汁は、いつ腸へ送られますか?
A. 十二指腸に内容物が入ってくると胆嚢が収縮し、胆汁を腸管内へ送り込みます。

関連キーワード: 膵液、胆汁、胆嚢、アルコール代謝、アンモニア、尿素
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