戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2022年 北海道・東北 問37


問題文

強心薬に配合される生薬成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a ジンコウは、中枢神経系の刺激作用による気つけの効果を期待して用いられる。 b 1日用量中センソ1mgを超えて含有する医薬品は、劇薬に指定されている。 c ロクジョウは、強心作用のほか、強壮、血行促進の作用があるとされる。 d インヨウカクは、強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせる作用がある。

選択肢

1:a:正、b:誤、c:誤、d:正
2:a:正、b:正、c:正、d:誤
3:a:誤、b:誤、c:正、d:誤(正解)
4:a:正、b:正、c:誤、d:正
5:a:誤、b:誤、c:正、d:正

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強心薬の生薬成分【登録販売者解説】

正解の理由

ひと言まとめ:気つけはリュウノウ、呼吸機能・意識への作用はジャコウ、ロクジョウは強心・強壮・血行促進です。
正しい組み合わせは3で、aは誤、bは誤、cは正、dは誤です。根拠は、手引き第3章「主な医薬品とその作用」の「強心薬」です。正式名は「試験問題の作成に関する手引き(令和4年3月)」です。

解法ステップ

  1. aの「ジンコウ」と「中枢神経系の刺激作用による気つけ」を確認します。気つけの作用を期待して使われる生薬名が合っているかが判断のポイントです。
  2. bは「1mgを超えて」とある数値に注目します。手引きに示されている劇薬指定の基準と照らし合わせます。
  3. cの「強心・強壮・血行促進」は、ロクジョウの作用としてまとめて確認します。
  4. dの「呼吸中枢を刺激」「意識をはっきりさせる」は、どの生薬の作用かを見分け、a〜cと合わせて「誤・誤・正・誤」となる3を選びます。

選択肢別の誤答解説

  • a:誤り
    ×「ジンコウ」→ ○「リュウノウ」
    中枢神経系(脳や脊髄を中心に、体の働きを調整する仕組み)への刺激による気つけの効果を期待して用いられるのは、リュウノウです。ジンコウは、強心薬に配合されることがある別の生薬です。
  • b:誤り
    ×「1mgを超えて」→ ○「5mgを超えて」
    1日用量中にセンソを5mgを超えて含有する医薬品は、劇薬に指定されています。問題文は基準の数値を1mgに置き換えています。
  • c:正しい
    ロクジョウは、強心作用のほか、強壮、血行促進などの作用があるとされています。問題文の説明は手引きの内容に合っています。
  • d:誤り
    ×「インヨウカク」→ ○「ジャコウ」
    強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせたりする作用があるとされるのはジャコウです。インヨウカクは強壮、血行促進、強精などの作用を期待して用いられます。

よくある誤解

  • 作用の説明だけを覚えて、生薬名との組み合わせを取り違えることがあります。特に、気つけに用いるリュウノウと、呼吸機能や意識への作用があるジャコウは、説明と名前をセットで覚えましょう。
  • 数値問題では、単位が同じでも基準の数値が書き換えられていることがあります。「1日用量中」「5mgを超えて」のように、条件と数値を一緒に確認します。
  • 強心薬に配合される生薬を、すべて同じ作用の成分だと思い込まないようにしましょう。強心作用を期待する生薬と、ほかの目的で配合される生薬があります。

補足コラム

強心薬では、センソ、ゴオウ、ジャコウ、ロクジョウなどに、心筋の収縮力を高める強心作用が期待されます。一方、リュウノウは気つけ、シンジュは鎮静など、強心成分以外の目的で配合される生薬もあります。生薬名と主な作用を組にして整理すると、選択肢の入れ替えを見抜きやすくなります。

FAQ

Q. センソ配合の丸薬や錠剤を噛まずに服用するのはなぜですか?
A. センソは皮膚や粘膜に触れると局所麻酔作用を示し、口の中で噛み砕くと舌などが麻痺することがあるためです。

関連キーワード: 強心薬、センソ、ロクジョウ、ジャコウ、リュウノウ、インヨウカク
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