登録販売者 2026年 奈良・関西広域連合・福井 問64
問題文
血液に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 赤血球は、銅と結合したタンパク質であるヘモグロビンを含んでいる。
b 白血球の中でリンパ球は最も数が多く、白血球の約60%を占めている。
c 血小板は、損傷した血管からの血液の流出を抑える仕組みにおいて重要な役割を担っている。
d 血漿に含まれるアルブミンには、血液の浸透圧を保持する働きがある。
選択肢
1:a:正、b:誤、c:正、d:誤
2:a:正、b:誤、c:誤、d:正
3:a:誤、b:正、c:正、d:正
4:a:誤、b:正、c:誤、d:正
5:a:誤、b:誤、c:正、d:正(正解)
🔒 解説は解答すると表示されます
血液の成分と働き【登録販売者解説】
正解の理由
赤血球のヘモグロビンは鉄と結合し、白血球で最も多いのは好中球です。血小板は止血に、アルブミンは血液の浸透圧の保持に関わります。
正しい組合せは5で、aは誤、bは誤、cは正、dは正です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第2章「人体の働きと医薬品」の血液の項目です。
正しい組合せは5で、aは誤、bは誤、cは正、dは正です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第2章「人体の働きと医薬品」の血液の項目です。
解法ステップ
- aでは、ヘモグロビンと結び付く金属が「銅」か「鉄」かを確認します。
- bでは、「白血球の約60%」に当たる細胞の種類を確認します。
- cとdは、血小板の止血での役割と、アルブミンの働きが正しく書かれているかを判断します。
- a〜dの正誤を並べると、a誤・b誤・c正・d正の組合せに絞れます。
選択肢別の誤答解説
-
a 誤
×「銅と結合した」→ ○「鉄分と結合した」
赤血球に含まれるヘモグロビンは、鉄分と結合したタンパク質です。銅はヘモグロビンの産生過程で鉄の代謝や輸送に関わりますが、ヘモグロビンと結合する金属は鉄です。
この誤りが含まれる組合せは、aを「正」としている選択肢1・2です。 -
b 誤
×「リンパ球は最も数が多く、約60%」→ ○「好中球は最も数が多く、約60%」
リンパ球は白血球の約3分の1を占めます。「最も数が多い」「約60%」は好中球の特徴です。
この誤りが含まれる組合せは、bを「正」としている選択肢3・4です。 -
c 正
血小板は、損傷した血管からの血液の流出を抑える仕組みで重要な役割を担います。血管が傷ついたときに、止血に関わる成分です。 -
d 正
血漿(けっしょう)に含まれるアルブミンには、血液の浸透圧(しんとうあつ)を保つ働きがあります。血漿の成分が血管から組織中へ漏れ出るのを防ぐことにもつながります。
組合せを照らすと、選択肢1はa・d、選択肢2はa・c、選択肢3はb、選択肢4はb・cの正誤が違います。選択肢5はa誤・b誤・c正・d正の組合せです。
よくある誤解
- 「約60%」をリンパ球に結び付ける
約60%を占めるのは好中球です。リンパ球は約3分の1という割合とセットで覚えます。 - 銅もヘモグロビンに関係するから、ヘモグロビンと結合すると考える
銅はヘモグロビンの産生過程に関わりますが、ヘモグロビンと結合するのは鉄分です。 - 血小板とアルブミンの役割を入れ替える
血小板は止血、アルブミンは血液の浸透圧の保持に関わります。
補足コラム
血漿にはアルブミンのほか、グロブリンなどのタンパク質も含まれます。グロブリンの多くは、免疫反応で異物を認識する抗体として働きます。
「アルブミンは浸透圧の保持」「グロブリンは抗体」という役割の違いも押さえておきましょう。
「アルブミンは浸透圧の保持」「グロブリンは抗体」という役割の違いも押さえておきましょう。
FAQ
白血球の種類ごとの割合は、いつも同じですか?
感染や炎症などが起きると、白血球全体の数が増えるとともに、種類ごとの割合も変化します。
感染や炎症などが起きると、白血球全体の数が増えるとともに、種類ごとの割合も変化します。
関連キーワード: 赤血球、ヘモグロビン、鉄分、好中球、リンパ球、血小板、血漿、アルブミン、浸透圧

\ せっかくなら /
登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!
