登録販売者 2024年 中国・四国 問102
問題文
医薬品の適正使用情報に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
選択肢
1:医薬品は、効能・効果、用法・用量、起こり得る副作用等、その適正な使用のために必要な情報を伴って初めて医薬品としての機能を発揮する。
2:要指導医薬品は、薬剤師から情報提供を受けるので、一般の生活者にとって、添付文書や製品表示に記載されている情報は重要ではない。(正解)
3:医薬品の販売等に従事する専門家は、購入者等への情報提供及び相談対応を行う際に、添付文書や製品表示に記載されている内容を的確に理解する必要がある。
4:医薬品の販売等に従事する専門家は、その医薬品を購入し、又は使用する個々の生活者の状況に応じて、積極的な情報提供が必要と思われる事項に焦点を絞り、効果的かつ効率的な説明をすることが重要である。
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医薬品の適正使用情報【登録販売者解説】
正解の理由
ひと言まとめ:添付文書や製品表示の情報は、要指導医薬品でも適切な選択・使用のために重要です。
誤っているのは2です。第5章「医薬品の適正使用・安全対策」では、添付文書や製品表示に記載された情報は、一般の生活者が医薬品を適切に選び、正しく使用するために特に重要とされています。薬剤師から情報提供を受けることを理由に、これらの情報が重要ではないとする記述は誤りです。記述1、3、4は、手引きの内容に沿っています。
解法ステップ
- 「薬剤師から情報提供を受けるので」という理由づけに注目します。
- 添付文書や製品表示の情報が「重要ではない」と言い切っている箇所を確認します。
- 手引きでは、それらの情報は適切な選択・使用に「特に重要」とされています。この反対の内容を述べる2が誤りです。
選択肢別の誤答解説
- 1:正しい記述です。 医薬品は、効能・効果、用法・用量、副作用などの情報が適切に伝わり、購入者などが正しく使用することで、その役割を十分に発揮します。必要な情報を伴わなければ、単なる薬物にすぎないとされています。
- 2:誤った記述です。
×「添付文書や製品表示に記載された情報は重要ではない」
→ ○「適切な選択、適正な使用を図る上で特に重要」
要指導医薬品では、薬剤師から情報提供を受けますが、それによって添付文書や製品表示の情報が不要になるわけではありません。 - 3:正しい記述です。 専門家は、添付文書や製品表示の内容を正確に理解した上で、購入者などへの情報提供や相談対応を行う必要があります。
- 4:正しい記述です。 記載内容は一般的・網羅的(もうらてき)なため、専門家は使用する人の状況に合わせて、特に伝える必要がある事項に焦点を絞って説明することが重要です。
よくある誤解
- **「薬剤師が説明するなら、表示を読む必要はない」**と考えてしまう誤りです。情報提供と添付文書・製品表示は、どちらか一方でよいものではありません。
- 「重要ではない」という強い否定表現に注意します。手引きの「特に重要」と反対の意味になっています。
- 「要指導医薬品だから」という対象の違いだけで、適正使用情報の重要性まで変わると考えないようにしましょう。
補足コラム
添付文書や製品表示の記載は、多くの人に向けた一般的・網羅的な内容です。そのため専門家は、記載をそのまま読み上げるだけでなく、実際に使用する人に当てはまる注意事項を選んで、分かりやすく伝える必要があります。また、添付文書を購入前に確認できない場合は、製品表示から読み取れる情報を活用した説明も大切です。
FAQ
Q. 添付文書は購入後に捨ててもよいですか?
A. 手引きでは、医薬品を使い終わるまで、必要なときに取り出して読めるよう大切に保存する必要性を説明することも重要とされています。
A. 手引きでは、医薬品を使い終わるまで、必要なときに取り出して読めるよう大切に保存する必要性を説明することも重要とされています。
Q. 購入者が添付文書を読んでいれば、専門家の説明は不要ですか?
A. 添付文書には一般的な情報が記載されています。専門家には、使用する人の状況を踏まえ、必要な情報を伝えたり相談に対応したりする役割があります。
A. 添付文書には一般的な情報が記載されています。専門家には、使用する人の状況を踏まえ、必要な情報を伝えたり相談に対応したりする役割があります。
関連キーワード: 添付文書、製品表示、適正使用情報、情報提供、相談対応、要指導医薬品

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