戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2024年 奈良・関西広域連合・福井 問118


問題文

一般用医薬品の添付文書等において、目のかすみ、異常なまぶしさを生じることがあるため、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」と記載することとされている成分を選べ。

選択肢

1:アルジオキサ
2:イブプロフェン
3:ピレンゼピン塩酸塩水和物(正解)
4:ピリドキシン塩酸塩
5:メチルエフェドリン塩酸塩

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ピレンゼピン塩酸塩の運転注意【登録販売者解説】

正解の理由

ピレンゼピン塩酸塩は、目のかすみや異常なまぶしさが起こることがあるため、服用後の運転操作を避けます。
選ぶのは3です。手引きでは、ピレンゼピン塩酸塩について「目のかすみ、異常なまぶしさを生じることがあるため」として、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」と記載する成分に挙げています。根拠は、第5章「医薬品の適正使用・安全対策」の「してはいけないこと」に関する記載です。厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」に沿って、この成分と注意事項を結びつけて覚えましょう。

解法ステップ

  1. 設問の手がかりは「目のかすみ、異常なまぶしさ」です。
  2. 「眠気」だけでなく、見え方への影響を理由に運転操作を避ける成分を探します。
  3. 選択肢のうち、目のかすみや異常なまぶしさが注意事項に明記されているのはピレンゼピン塩酸塩です。

選択肢別の誤答解説

  1. アルジオキサ
    胃腸薬に用いられる成分です。この設問で問われている、目のかすみや異常なまぶしさを理由とする運転操作の注意に当たる成分ではありません。
  2. イブプロフェン
    非ステロイド性抗炎症薬(炎症を抑え、痛みや発熱を和らげる成分)です。問われているのは、目のかすみや異常なまぶしさを理由に運転操作を避ける成分です。
  3. ピレンゼピン塩酸塩
    胃腸薬に用いられる成分です。抗コリン作用(副交感神経の働きを抑える作用)により、目のかすみなどが起こることがあり、服用後は運転操作を避けます。
  4. ピリドキシン塩酸塩
    ビタミンB₆に当たる成分です。この設問で問われている目の症状を理由とする運転操作の注意に該当する成分ではありません。
  5. メチルエフェドリン塩酸塩
    アドレナリン作動成分(交感神経を刺激する成分)です。設問の目の症状を理由とする運転操作の注意に当たる成分ではありません。

よくある誤解

  • 「運転操作をしないこと」とあれば、眠気を起こす成分だけを探すのは誤りです。目のかすみや異常なまぶしさを理由とする成分もあります。
  • ピレンゼピン塩酸塩の注意を、同じ胃腸薬に使われる別の成分と取り違えないようにしましょう。成分名と、注意の理由である目の症状をセットで覚えます。
  • 「目のかすみ」だけに注目して「異常なまぶしさ」を見落とさないようにしましょう。手引きでは、2つの症状が並べて示されています。

補足コラム

手引きでは、スコポラミン臭化水素酸塩水和物やメチルオクタトロピン臭化物についても、眠気や目のかすみ、異常なまぶしさを生じることがあるとしています。
一方、ピレンゼピン塩酸塩については、胃液の分泌を抑える作用がある一方で、消化管の運動にはほとんど影響を与えないとされています。成分ごとの作用と注意事項を分けて整理しましょう。

FAQ

ピレンゼピン塩酸塩は、消化管の動きを強く抑える成分ですか?
手引きでは、消化管の運動にはほとんど影響を与えず、胃液の分泌を抑える作用を示すとされています。消化管での主な作用と、目のかすみなどの副作用は分けて覚えましょう。

関連キーワード: ピレンゼピン塩酸塩、運転操作、目のかすみ、異常なまぶしさ、抗コリン作用
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