登録販売者 2025年 奈良・関西広域連合・福井 問59
問題文
忌避剤及びその配合成分に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 忌避剤は、人体に直接使用されるが、虫さされによる痒みや腫れなどの症状を和らげる効果はない。
b スプレー剤となっている忌避剤を使用した場合、塗りむらがあると忌避効果が落ちるため、手で塗り拡げるなどして、必要以上に使用しないことが重要である。
c 効果の持続性が高い忌避成分であるディートは、医薬品においてのみ配合が認められている。
d イカリジンは、生後6ヵ月未満の乳児への使用を避けることとされている。
選択肢
1:a:正、b:正、c:誤、d:誤(正解)
2:a:正、b:誤、c:正、d:誤
3:a:誤、b:正、c:正、d:正
4:a:正、b:誤、c:誤、d:正
5:a:誤、b:正、c:誤、d:正
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忌避剤の作用と配合成分【登録販売者解説】
正解の理由
ディートは医薬品または医薬部外品に配合され、イカリジンには年齢による使用制限がありません。
正しい組合せは1で、a・bは正しく、c・dは誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」(第3章「主な医薬品とその作用」)の「殺虫剤・忌避剤」です。
正しい組合せは1で、a・bは正しく、c・dは誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」(第3章「主な医薬品とその作用」)の「殺虫剤・忌避剤」です。
解法ステップ
- aでは「虫さされによる痒み(かゆみ)や腫れを和らげる効果はない」という部分を確認します。忌避剤は虫を寄せつけないためのもので、虫さされの症状を和らげる薬ではありません。
- bでは「塗りむら」「手で塗り拡げる」「必要以上に使用しない」が手引きの注意と一致するかを見ます。
- cの「医薬品においてのみ」に注目します。手引きでは、ディートは「医薬品又は医薬部外品」の有効成分です。
- dの「生後6ヵ月未満」に注目します。イカリジンには年齢による使用制限がないため、この記述は誤りです。
選択肢別の誤答解説
-
a 正しいです。
忌避剤は人体に直接使用し、蚊などが人に取り付いて吸血したり、病原細菌等を媒介したりするのを防ぐものです。虫さされによる痒みや腫れを和らげる効果はありません。 -
b 正しいです。
スプレー剤でも塗りむらがあると忌避効果が落ちます。そのため、手で塗り拡げるなどしてむらをなくし、必要以上に使用しないことが大切です。 -
c 誤りです。
×「医薬品においてのみ」→ ○「医薬品又は医薬部外品」
ディートは、医薬品と医薬部外品の忌避剤の有効成分として用いられます。「のみ」と限定している点が誤りです。 -
d 誤りです。
×「生後6ヵ月未満の乳児への使用を避ける」→ ○「年齢による使用制限がない」
手引きでは、イカリジンは年齢による使用制限がない忌避成分とされています。
組合せも記述ごとに照合します。
- 選択肢2はa正・b誤・c正・d誤です。bとcが正しい判定と異なります。
- 選択肢3はa誤・b正・c正・d正です。a・c・dが正しい判定と異なります。
- 選択肢4はa正・b誤・c誤・d正です。bとdが正しい判定と異なります。
- 選択肢5はa誤・b正・c誤・d正です。aとdが正しい判定と異なります。
よくある誤解
- 忌避剤は虫さされの後に使う薬ではなく、虫が人に取り付くことを防ぐための薬です。
- 「医薬品においてのみ」のような限定表現は要注意です。ディートは医薬部外品にも配合されます。
- イカリジンの年齢制限を、別の成分の使用上の注意と混同しないようにしましょう。
補足コラム
忌避剤は、殺虫剤のように害虫を殺すことを目的とするのではなく、害虫が人に取り付いたり吸血したりするのを防ぐものです。衛生害虫の防除を目的とする殺虫剤・忌避剤には、医薬品と医薬部外品があります。
FAQ
Q. ディートとイカリジンは、どちらも忌避成分ですか?
A. はい。どちらも忌避剤に用いられる成分です。手引きでは、ディートは効果の持続性が高いとされ、イカリジンには年齢による使用制限がないとされています。
A. はい。どちらも忌避剤に用いられる成分です。手引きでは、ディートは効果の持続性が高いとされ、イカリジンには年齢による使用制限がないとされています。
関連キーワード: 忌避剤、ディート、イカリジン、塗りむら、医薬部外品

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