登録販売者 2023年 北海道・東北 問18
問題文
以下のスモン訴訟に関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。
スモン訴訟は、( a )として販売されていたキノホルム製剤を使用したことにより、( b )に罹患したことに対する損害賠償訴訟である。1979年、スモン訴訟等を契機として( c )が創設された。
選択肢
1:整腸剤、慢性脊髄視神経症、生物由来製品感染等被害救済制度
2:整腸剤、亜急性脊髄視神経症、生物由来製品感染等被害救済制度
3:整腸剤、亜急性脊髄視神経症、医薬品副作用被害救済制度(正解)
4:解熱鎮痛剤、慢性脊髄視神経症、医薬品副作用被害救済制度
5:解熱鎮痛剤、亜急性脊髄視神経症、生物由来製品感染等被害救済制度
🔒 解説は解答すると表示されます
スモン訴訟と救済制度【登録販売者解説】
正解の理由
ひと言まとめ:スモン訴訟は、整腸剤のキノホルム製剤による亜急性脊髄視神経症と、医薬品副作用被害救済制度の創設につながった訴訟です。
3の組み合わせが正しいです。(a)は「整腸剤」、(b)は「亜急性脊髄視神経症(あきゅうせいせきずいししんけいしょう)」、(c)は「医薬品副作用被害救済制度」です。手引きの第1章「医薬品に共通する特性と基本的な知識」にあるスモン訴訟と救済制度の項目が根拠です。正式名は『試験問題の作成に関する手引き』です。
解法ステップ
- キノホルム製剤の販売目的を確認し、(a)は「整腸剤」と判断します。
- スモンの正式な病名を確認し、(b)は「亜急性脊髄視神経症」と判断します。「スモン」はこの病名の英語名の頭文字に由来します。
- 1979年に創設された制度を確認します。サリドマイド訴訟とスモン訴訟を契機とするのは、医薬品副作用被害救済制度です。
- 3つの語句がすべて一致する組み合わせを選びます。
選択肢別の誤答解説
- 1:誤りです。(a)の「整腸剤」は合っていますが、(b)の「慢性脊髄視神経症」と(c)の「生物由来製品感染等被害救済制度」が違います。
- 2:誤りです。(a)の「整腸剤」と(b)の「亜急性脊髄視神経症」は合っていますが、(c)は「生物由来製品感染等被害救済制度」ではありません。スモン訴訟などを契機に創設されたのは、医薬品副作用被害救済制度です。
- 3:正しい組み合わせです。(a)整腸剤、(b)亜急性脊髄視神経症、(c)医薬品副作用被害救済制度のすべてが合っています。
- 4:誤りです。(c)の「医薬品副作用被害救済制度」は合っていますが、(a)は「解熱鎮痛剤」ではなく「整腸剤」、(b)は「慢性」ではなく「亜急性」脊髄視神経症です。
- 5:誤りです。(b)の「亜急性脊髄視神経症」は合っていますが、(a)は「解熱鎮痛剤」ではなく「整腸剤」、(c)は「生物由来製品感染等被害救済制度」ではなく「医薬品副作用被害救済制度」です。
よくある誤解
- 「亜急性」を「慢性」に置き換えるひっかけに注意します。病名は「亜急性脊髄視神経症」です。
- 「生物由来製品感染等被害救済制度」も健康被害を救済する制度ですが、スモン訴訟を契機に1979年に創設された制度とは別です。
- キノホルム製剤を、解熱鎮痛剤として販売されていた薬と取り違えないようにします。ここでは「整腸剤として販売」が手がかりです。
補足コラム
医薬品副作用被害救済制度は、医薬品を適正に使用したにもかかわらず副作用による一定の健康被害が生じた場合に、迅速な救済を図る制度です。一方、生物由来製品感染等被害救済制度は、生物由来製品を適正に使用したにもかかわらず、それを介した感染等による健康被害が生じた場合の救済制度です。どちらも救済制度ですが、対象となる健康被害の原因が異なります。
FAQ
スモンという名前は、どこから来ていますか?
亜急性脊髄視神経症の英語名「Subacute Myelo-Optico-Neuropathy」の頭文字を取った呼び名です。
亜急性脊髄視神経症の英語名「Subacute Myelo-Optico-Neuropathy」の頭文字を取った呼び名です。
医薬品副作用被害救済制度は、いつから運営されていますか?
手引きでは、制度は1979年に創設され、1980年5月から運営が開始されたとされています。
手引きでは、制度は1979年に創設され、1980年5月から運営が開始されたとされています。
関連キーワード: スモン訴訟、キノホルム製剤、亜急性脊髄視神経症、医薬品副作用被害救済制度、生物由来製品感染等被害救済制度

\ せっかくなら /
登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!
