戦国登販登録販売者試験 過去問
過去問・解説試験概要お問い合わせ料金プラン

登録販売者 2023年 中国・四国 問62


問題文

解熱鎮痛薬の配合成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a イブプロフェンは、一般用医薬品においては、15歳未満の小児に対しては、いかなる場合も使用してはならない。 b ボウイは、フトミミズ科のPheretima aspergillum Perrier又はその近縁動物の内部を除いたものを基原とする生薬で、古くから「熱さまし」として用いられてきた。 c アスピリンは、他の解熱鎮痛成分に比較して胃腸障害を起こしやすく、アスピリンアルミニウム等として胃粘膜への悪影響の軽減を図っている製品もある。 d シャクヤクは、ボタン科のシャクヤクの根を基原とする生薬で、鎮静作用を示すが、内臓の痛みには効果がない。

選択肢

1:(a、b)
2:(a、c)(正解)
3:(a、d)
4:(b、c)
5:(b、d)

🔒 解説は解答すると表示されます

解熱鎮痛薬の配合成分【登録販売者解説】

正解の理由

イブプロフェンは15歳未満に使用しない、アスピリンは胃腸障害に注意、生薬名と作用を混同しない、が要点です。
正しい組合せは 2(a、c)です。a・cは正しく、b・dは誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第3章「主な医薬品とその作用」の解熱鎮痛薬に関する記載です。

解法ステップ

  1. aは「イブプロフェン」と「15歳未満」「いかなる場合も」の組合せに注目します。
  2. bは、フトミミズ科の生薬と「熱さまし」という説明が、どの生薬の特徴かを確認します。
  3. cは、アスピリンの胃腸障害と、アスピリンアルミニウムの目的が対応しているかを見ます。
  4. dは、「内臓の痛みには効果がない」という否定表現が、シャクヤクの作用と合うかを確認します。

選択肢別の誤答解説

記述a
一般用医薬品のイブプロフェンは、15歳未満の小児には、いかなる場合も使用してはならないとされています。記述は正しいです。
記述b
×(ボウイ)→ ○(ジリュウ)
フトミミズ科の動物を基原とし、古くから「熱さまし」として用いられてきた生薬は、ジリュウです。ボウイは、ツヅラフジ科のオオツヅラフジの蔓性の茎や根茎を基原とします。したがって、記述は誤りです。
記述c
アスピリンは、他の解熱鎮痛成分と比べて胃腸障害を起こしやすい成分です。アスピリンアルミニウムなどとして、胃粘膜への悪影響を軽減することを図った製品もあります。記述は正しいです。
記述d
×「内臓の痛みには効果がない」→ ○「内臓の痛みにも用いられる」
シャクヤクは、鎮痛・鎮痙(ちんけい:筋肉のけいれんを抑えること)作用や鎮静作用を示し、内臓の痛みにも用いられます。記述は誤りです。
選択肢の組合せ
  • 選択肢1(a、b):bを含み、正しいcを含まないため誤りです。
  • 選択肢3(a、d):誤りのdを含み、正しいcを含まないため誤りです。
  • 選択肢4(b、c):誤りのbを含み、正しいaを含まないため誤りです。
  • 選択肢5(b、d):誤りのb・dを含み、正しいa・cを含まないため誤りです。

よくある誤解

  • 「熱さまし」という作用だけで生薬名を結び付け、ジリュウとボウイを取り違えやすいです。
  • 「鎮静作用」と「鎮痛作用」を別々に覚え、シャクヤクが内臓の痛みにも用いられる点を見落としやすいです。
  • 「いかなる場合も」という強い表現を見て誤りだと思い込み、イブプロフェンの小児への使用制限を見逃すことがあります。

補足コラム

生薬成分が解熱・鎮痛をもたらす仕組みは、化学的に合成された解熱鎮痛成分とは異なると考えられています。そのため、生薬成分は、アスピリンなどの解熱鎮痛成分を避けなければならない場合にも使用できるとされています。

FAQ

アスピリンアルミニウムは、胃腸障害を完全に防ぐ成分ですか?
いいえ。手引きでは、胃粘膜への悪影響の軽減を図った製品があるとされています。「完全に防ぐ」とまでは述べられていません。

関連キーワード: イブプロフェン、アスピリン、アスピリンアルミニウム、ジリュウ、ボウイ、シャクヤク
← 前の問題へこの年度をクイズで解く次の問題へ →
戦国登販クイズ機能

\ せっかくなら /

登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?

クイズ画面へ遷移する→

すぐに利用可能!

©︎2026 登録販売者試験 過去問学習サイト

このサイトについてブログプライバシーポリシー利用規約特商法表記開発者について