戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2022年 北海道・東北 問29


問題文

鎮咳去痰薬に配合される生薬成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a ナンテンジツは、知覚神経・末梢運動神経に作用して咳止めに効果があるとされる。 b セネガは、去痰作用を期待して用いられる。 c バクモンドウは、鎮咳、去痰、滋養強壮等の作用を期待して用いられる。 d オンジは、鎮咳作用を期待して用いられる。

選択肢

1:a:正、b:正、c:正、d:誤(正解)
2:a:誤、b:誤、c:正、d:正
3:a:誤、b:正、c:誤、d:正
4:a:正、b:誤、c:誤、d:正
5:a:誤、b:正、c:正、d:誤

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鎮咳去痰薬の生薬成分【登録販売者解説】

正解の理由

ナンテンジツは咳止め、セネガ・オンジは去痰、バクモンドウは鎮咳・去痰・滋養強壮です。
正しい組合せは 1 です。a・b・cは正しく、dは誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」(令和4年3月)第3章「主な医薬品とその作用」のII-1「咳止め・痰を出しやすくする薬」です。

解法ステップ

  1. まず、aの「知覚神経・末梢運動神経に作用」と、cの「鎮咳、去痰、滋養強壮等」に注目します。どちらも手引きの説明と一致します。
  2. bとdは、セネガ・オンジが何の作用を期待して使われるかを確認します。両方とも去痰作用です。
  3. そのため、「セネガは去痰作用」とするbは正しく、「オンジは鎮咳作用」とするdは誤りです。
  4. a・b・cが正しく、dが誤りの組合せを選びます。

選択肢別の誤答解説

記述a

正しい記述です。 ナンテンジツは、知覚神経(刺激を感じ取る神経)・末梢運動神経に作用し、咳止めに効果があるとされています。鎮咳(ちんがい)は、咳を抑えることです。

記述b

正しい記述です。 セネガは、去痰(きょたん)作用を期待して用いられます。去痰とは、痰を出しやすくすることです。

記述c

正しい記述です。 バクモンドウは、鎮咳、去痰、滋養強壮等の作用を期待して用いられます。複数の作用が記載されている点がポイントです。

記述d

× オンジは「鎮咳作用」→ ○「去痰作用」
オンジは、セネガと同じく去痰作用を期待して用いられます。鎮咳作用とする記述は誤りです。

組合せ選択肢の確認

  • 2:a・b・dの正誤が正しい組合せと異なります。a・bは正しいのに誤り、dは誤りなのに正しいとしています。
  • 3:a・c・dの正誤が異なります。a・cは正しいのに誤り、dは誤りなのに正しいとしています。
  • 4:b・c・dの正誤が異なります。b・cは正しいのに誤り、dは誤りなのに正しいとしています。
  • 5:aの正誤が異なります。aは正しいのに誤りとしています。

よくある誤解

  • セネガとオンジを別の作用で覚えてしまうことに注意しましょう。どちらも去痰作用です。
  • 鎮咳と去痰を混同しないことが大切です。鎮咳は咳を抑える作用、去痰は痰を出しやすくする作用です。dはこの作用名を入れ替えたひっかけです。
  • バクモンドウは鎮咳だけではありません。「鎮咳・去痰・滋養強壮等」とまとめて覚えましょう。

補足コラム

去痰作用を期待して用いられる生薬には、セネガ、オンジのほか、シャゼンソウ、キキョウ、セキサン、オウヒなどがあります。生薬名と作用を結び付けて整理すると、似た選択肢を見分けやすくなります。
また、セネガやオンジは、一定量以上を含む製品で、糖尿病の検査値への影響に関する注意が記載されることがあります。手引きでは、1日最大配合量がセネガ原生薬として1.2g以上、またはオンジとして1g以上の場合が示されています。

FAQ

「知覚神経・末梢運動神経に作用」とあれば、去痰作用ですか?
この問題で問われるナンテンジツは、その作用によって咳止めに効果があるとされる生薬です。神経への作用という表現だけで去痰作用と判断せず、手引きに記載された生薬名と目的をセットで覚えましょう。

関連キーワード: ナンテンジツ、セネガ、オンジ、バクモンドウ、鎮咳作用、去痰作用
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