戦国登販登録販売者試験 過去問
過去問・解説試験概要お問い合わせ料金プラン

登録販売者 2024年 北海道・東北 問108


問題文

一般用医薬品の添付文書の「相談すること」の項目中に、「次の診断を受けた人」と記載される基礎疾患等と、主な成分・薬効群等との関係について、正しいものの組み合わせはどれか。
基礎疾患等 主な成分・薬効群等 a てんかん ― ジプロフィリン b 高血圧 ― ロペラミド塩酸塩 c 糖尿病 ― セトラキサート塩酸塩 d 甲状腺機能障害 ― 乳酸カルシウム水和物

選択肢

1:(a、b)
2:(a、c)
3:(a、d)(正解)
4:(b、d)
5:(c、d)

🔒 解説は解答すると表示されます

基礎疾患と相談対象成分【登録販売者解説】

正解の理由

ジプロフィリンはてんかんに注意、乳酸カルシウム水和物は甲状腺ホルモンの吸収に注意します。
正しい組み合わせは3(a、d)です。a・dが正しく、b・cは誤りです。根拠は第5章「医薬品の適正使用・安全対策」の使用上の注意です。『試験問題の作成に関する手引き(令和6年4月一部改訂)』では、これらを「相談すること」の対象として示しています。

解法ステップ

  1. 「てんかん」と「ジプロフィリン」の組み合わせを確認します。ジプロフィリンは中枢神経系を興奮させる成分です。
  2. 「甲状腺機能障害」と「乳酸カルシウム水和物」に注目します。カルシウム成分が甲状腺ホルモンの吸収を妨げるおそれがあります。
  3. この2つを含む組み合わせを選びます。aとdの組は3です。

選択肢別の誤答解説

  • a てんかん―ジプロフィリン:正しい
    ジプロフィリンはキサンチン系成分です。中枢神経系を興奮させる作用があり、てんかんの発作を引き起こすおそれがあるため、使用前に相談する対象です。
  • b 高血圧―ロペラミド塩酸塩:誤り
    ロペラミド塩酸塩は、下痢を抑える止瀉薬(ししゃやく)の成分です。この問題で問われている高血圧との注意の組み合わせではありません。
  • c 糖尿病―セトラキサート塩酸塩:誤り
    セトラキサート塩酸塩は、血栓のある人や血栓症を起こすおそれのある人に関する注意と結びつく成分です。糖尿病との組み合わせではありません。
  • d 甲状腺機能障害―乳酸カルシウム水和物:正しい
    乳酸カルシウム水和物は、甲状腺ホルモンの吸収を妨げるおそれがあります。そのため、甲状腺機能障害の診断を受けた人は、使用前に相談する対象です。
組み合わせの選択肢も確認しましょう。
  • 選択肢1(a、b):aは正しいものの、bを含み、正しいdを含まないため誤りです。
  • 選択肢2(a、c):aは正しいものの、cを含み、正しいdを含まないため誤りです。
  • 選択肢4(b、d):dは正しいものの、bを含み、正しいaを含まないため誤りです。
  • 選択肢5(c、d):dは正しいものの、cを含み、正しいaを含まないため誤りです。

よくある誤解

  • 薬効群が違っても、基礎疾患との注意は別に確認します。 ロペラミド塩酸塩が下痢止めの成分だからといって、高血圧との関係が正しいとは限りません。
  • 糖尿病とセトラキサート塩酸塩を結びつけないようにしましょう。 セトラキサート塩酸塩で押さえる注意は、血栓に関するものです。
  • カルシウム成分は、骨や歯に関する成分という印象だけで判断しないことが大切です。 乳酸カルシウム水和物は、甲状腺ホルモンの吸収への影響も問われます。

補足コラム

ジプロフィリンは、てんかんだけでなく甲状腺機能障害の人でも注意が必要です。キサンチン系成分による中枢神経系の興奮作用が、てんかんの発作や甲状腺機能障害の症状悪化につながるおそれがあるためです。
一方、乳酸カルシウム水和物は、甲状腺ホルモンの吸収を妨げるおそれがある成分として覚えましょう。

FAQ

「相談すること」は、使用してはいけないという意味ですか?
必ず使用できないという意味ではありません。基礎疾患などがある場合に、使用前に薬剤師や医師へ相談するよう示す項目です。
ジプロフィリンはどのような成分ですか?
キサンチン系成分の一つで、気管支を広げる作用があります。一方で、中枢神経系を興奮させる作用にも注意が必要です。

関連キーワード: ジプロフィリン、乳酸カルシウム水和物、ロペラミド塩酸塩、セトラキサート塩酸塩、てんかん、甲状腺機能障害、相談すること
← 前の問題へこの年度をクイズで解く次の問題へ →
戦国登販クイズ機能

\ せっかくなら /

登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?

クイズ画面へ遷移する→

すぐに利用可能!

©︎2026 登録販売者試験 過去問学習サイト

このサイトについてブログプライバシーポリシー利用規約特商法表記開発者について