登録販売者 2022年 中国・四国 問27
問題文
耳に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 外耳は側頭部から突出した耳介と、耳介で集められた音を鼓膜まで伝導する外耳道からなる。
b 中耳は外耳と内耳をつなぐ部分で、鼓膜、鼓室、耳小骨、耳管、蝸牛からなる。
c 前庭は、水平・垂直方向の加速度を感知する部分(耳石器官)と、体の回転や傾きを感知する部分(半規管)に分けられる。
d 乗物酔い(動揺病)は、乗り物に乗っているとき反復される加速度刺激や動揺によって、平衡感覚が混乱して生じる身体の変調である。
選択肢
1:a:正、b:正、c:正、d:誤
2:a:正、b:誤、c:正、d:正(正解)
3:a:正、b:正、c:誤、d:正
4:a:誤、b:誤、c:正、d:誤
5:a:誤、b:正、c:誤、d:正
🔒 解説は解答すると表示されます
耳の構造と平衡感覚【登録販売者解説】
正解の理由
ひと言まとめ:外耳は音を鼓膜へ伝え、中耳は鼓膜・鼓室・耳小骨・耳管からなり、前庭は平衡感覚に関わります。
正しい組み合わせは2です。aは正、bは誤、cは正、dは正です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第2章「人体の働きと医薬品」の「目、鼻、耳などの感覚器官」です。
正しい組み合わせは2です。aは正、bは誤、cは正、dは正です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第2章「人体の働きと医薬品」の「目、鼻、耳などの感覚器官」です。
解法ステップ
- aでは、「耳介で集めた音を鼓膜まで伝導する外耳道」という説明を確認します。
- bでは、中耳の構成として挙げられた器官を確認します。「蝸牛」が含まれている点に注目します。
- cでは、前庭の役割の組み合わせを見ます。耳石器官は水平・垂直方向の加速度、半規管は体の回転や傾きを感知します。
- dでは、乗物酔いの説明が、反復する加速度刺激や動揺による平衡感覚の混乱と一致するかを確認します。
選択肢別の誤答解説
-
a 正しい
外耳は、側頭部から突出した耳介と、集めた音を鼓膜まで伝える外耳道からなります。「耳介が音を集め、外耳道が鼓膜へ伝える」という流れで覚えましょう。 -
b 誤り
× 中耳に「蝸牛」を含める → ○ 中耳は「鼓膜、鼓室、耳小骨、耳管」からなります。
蝸牛(かぎゅう)は中耳の構成として挙げられていません。中耳の構成を問う問題では、列挙されている4つを正確に覚えることが大切です。 -
c 正しい
前庭(ぜんてい)は、水平・垂直方向の加速度を感知する耳石器官(じせききかん)と、体の回転や傾きを感知する半規管(はんきかん)に分けられます。感知する動きと器官の組み合わせが正しい説明です。 -
d 正しい
乗物酔い(動揺病)は、乗り物の動きによる反復した加速度刺激や動揺で平衡感覚が混乱し、身体の変調が生じるものです。
よくある誤解
- 中耳と内耳の構成を混同する:bは中耳の構成に「蝸牛」を加えています。器官の名前だけで判断せず、どの部分に属するかを確認しましょう。
- 耳石器官と半規管の役割を入れ替える:耳石器官は水平・垂直方向の加速度、半規管は回転や傾きです。感知する動きとの組み合わせが問われます。
- 乗物酔いを単に乗り物の揺れだけで説明する:手引きでは、揺れや加速度刺激によって平衡感覚が混乱することまで含めて説明しています。
補足コラム
耳は、音と平衡感覚を感知する器官です。外耳は音を鼓膜へ伝え、中耳は鼓膜などを含み、内耳には聴覚や平衡感覚に関わる器官があります。構造の問題では、「どの部分か」と「どんな働きか」をセットで整理すると混同しにくくなります。
FAQ
Q. 乗物酔いの「平衡感覚」とは何ですか?
A. 体の位置や動きを感じ取り、姿勢やバランスを保つための感覚です。
A. 体の位置や動きを感じ取り、姿勢やバランスを保つための感覚です。
Q. 耳は音を聞くだけの器官ですか?
A. いいえ。耳は聴覚情報だけでなく、平衡感覚も感知します。
A. いいえ。耳は聴覚情報だけでなく、平衡感覚も感知します。
関連キーワード: 外耳、中耳、内耳、耳介、外耳道、鼓膜、蝸牛、前庭、耳石器官、半規管、乗物酔い(動揺病)

\ せっかくなら /
登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!
