戦国登販登録販売者試験 過去問
過去問・解説試験概要お問い合わせ料金プラン

登録販売者 2026年 北海道・東北 問111


問題文

医薬品副作用被害救済制度に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。

選択肢

1:医薬品を適正に使用したにもかかわらず発生した副作用による被害者の迅速な救済を図るため、運営が開始された。
2:健康被害を受けた本人(又は家族)が給付請求を行う。
3:医薬品の製造販売業者が判定した結果に基づいて、医療費、障害年金、遺族年金等の各種給付が行われる。(正解)
4:給付費については、医薬品の製造販売業者から年度ごとに納付される拠出金が充てられる。

🔒 解説は解答すると表示されます

医薬品副作用被害救済制度【登録販売者解説】

正解の理由

ひと言まとめ:給付を判定するのは製造販売業者ではなく、厚生労働大臣です。
誤っている記述は3です。1・2・4は正しい内容です。根拠は第5章「医薬品の適正使用・安全対策」の「医薬品副作用被害救済制度」です。手引きの正式名は厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」です。

解法ステップ

  1. 「誰が判定した結果に基づくか」に注目します。
  2. 選択肢3は、判定する人を「医薬品の製造販売業者」としています。
  3. 判定するのは厚生労働大臣です。したがって、3が誤りです。

選択肢別の誤答解説

  • 1:正しい
    医薬品を適正に使用したにもかかわらず、副作用による健康被害が生じた人を迅速に救済する制度です。公的制度として、1980年5月から運営されています。
  • 2:正しい
    給付請求を行うのは、健康被害を受けた本人または家族です。請求を受けて、医薬品の副作用によるものか、適正に使用されていたかなどが判定されます。
  • 3:誤り
    × 医薬品の製造販売業者が判定 → ○ 厚生労働大臣が判定
    医学的・薬学的な判断が必要な事項について、薬事審議会の諮問・答申を経たうえで、厚生労働大臣が判定します。製造販売業者が判定するのではありません。
  • 4:正しい
    給付費には、医薬品の製造販売業者が年度ごとに納付する拠出金が充てられます。給付費の負担と、給付の判定を行う主体は別の論点です。

よくある誤解

  • 制度の費用を負担する製造販売業者が、給付の判定も行うと思い込むことがあります。拠出金を納付することと、判定することは別です。
  • 「本人(又は家族)が請求する」と「本人(又は家族)が判定する」を混同しないようにしましょう。請求する人と判定する人は異なります。
  • 選択肢3は、制度の説明の大部分が正しくても、「判定する主体」だけを入れ替えた書き換えに注意が必要です。

補足コラム

給付費と事務費は、費用の出どころが異なります。給付費は製造販売業者からの拠出金で賄われます。一方、事務費の2分の1相当額は国庫補助により賄われます。「給付費=拠出金」「事務費の一部=国庫補助」と分けて覚えましょう。

FAQ

適正に使用していれば、どのような健康被害も給付対象になりますか?
いいえ。制度の対象となる健康被害には一定の程度が求められます。また、対象とならない医薬品や、製品不良など製薬企業に損害賠償責任がある場合もあります。

関連キーワード: 医薬品副作用被害救済制度、給付請求、厚生労働大臣、薬事審議会、拠出金
← 前の問題へこの年度をクイズで解く次の問題へ →
戦国登販クイズ機能

\ せっかくなら /

登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?

クイズ画面へ遷移する→

すぐに利用可能!

©︎2026 登録販売者試験 過去問学習サイト

このサイトについてブログプライバシーポリシー利用規約特商法表記開発者について