登録販売者 2022年 北海道・東北 問60
問題文
尿糖・尿タンパク検査薬の使用に関する以下の記述のうち、誤っているものはどれか。
選択肢
1:激しい運動の直後は、尿タンパク検査を避ける必要がある。
2:中間尿を採取して検査することが望ましい。
3:採尿後は、速やかに検査することが望ましい。
4:検査薬を長時間尿に浸す必要がある。(正解)
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尿糖・尿タンパク検査薬の扱い【登録販売者解説】
正解の理由
ひと言まとめ:尿検査薬は、検出部分を長時間尿に浸すと検出成分が溶け出し、正確な結果が得られなくなることがあります。
誤っているのは4です。選択肢1〜3は正しく、選択肢4は誤りです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き(令和4年3月)」第3章「主な医薬品とその作用」の尿糖・尿タンパク検査薬の取扱いです。
解法ステップ
- 「激しい運動の直後」「中間尿」「採尿後速やかに」という語句は、採尿や検体の扱いに関する注意として確認します。
- 「長時間尿に浸す」という表現に注目します。
- 長時間浸すと検出成分が溶け出すため、選択肢4が誤りと判断します。
選択肢別の誤答解説
- 1:正しいです。 尿タンパク検査では、原則として早朝尿を検体とします。また、激しい運動の直後は避ける必要があります。
- 2:正しいです。 出始めの尿には、尿道や外陰部などに付着した細菌や分泌物が混ざることがあります。そのため、中間尿を採取することが望ましいです。
- 3:正しいです。 採取した尿を放置すると、雑菌の繁殖などにより尿中成分の分解が進み、検査結果に影響するおそれがあります。採尿後は、なるべく速やかに検査します。
- 4:誤りです。 × 長時間尿に浸す必要がある → ○ 長い間尿に浸していると、検出成分が溶け出して正確な結果が得られなくなることがあります。検査薬は製品の使用方法に従って扱います。
よくある誤解
- **「長く浸せば、より確実に検査できる」**とは限りません。長時間浸すことで、検出成分が溶け出すおそれがあります。
- 尿を採取すれば、いつ検査してもよいわけではありません。採尿後の放置も検査結果に影響することがあります。
- 尿タンパク検査と尿糖検査では採尿のタイミングが同じと決めつけないようにしましょう。それぞれの検査方法に注意が必要です。
補足コラム
尿タンパク検査では、原則として早朝尿(起床直後の尿)を用います。一方、尿糖検査では、食後1〜2時間など、検査薬の使用方法に従って採尿します。尿糖・尿タンパクを同時に検査する場合は早朝尿を用い、尿糖が検出されたときは食後の尿について改めて検査して判断します。
FAQ
Q. 検査薬を尿に浸す時間は、どのくらいにすればよいですか?
A. この問題の手引きの記載には具体的な秒数は示されていません。製品の使用方法に従ってください。
A. この問題の手引きの記載には具体的な秒数は示されていません。製品の使用方法に従ってください。
Q. 検査結果が陽性なら、その結果だけで病気が確定しますか?
A. いいえ。尿糖・尿タンパク検査薬は、尿中の糖やタンパク質の有無を調べるものです。検査結果だけで疾患の有無や種類を判断することはできません。
A. いいえ。尿糖・尿タンパク検査薬は、尿中の糖やタンパク質の有無を調べるものです。検査結果だけで疾患の有無や種類を判断することはできません。
関連キーワード: 尿糖検査、尿タンパク検査、中間尿、早朝尿、検体の取扱い

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