登録販売者 2025年 奈良・関西広域連合・福井 問102
問題文
一般用医薬品(一般用検査薬を除く。)の添付文書等に関する記述の正誤について、正しい組合せを選べ。
a 医薬品の有効性・安全性等に係る新たな知見、使用に係る情報に基づき、2年に1回の定期的な改訂がなされている。
b 販売名に薬効名が含まれている場合には、薬効名の記載は省略されることがある。
c 病気の予防・症状の改善につながる事項(いわゆる「養生訓」)は、一般の生活者に分かりやすく示すため、必ず記載しなければならない。
d 医療用医薬品では、紙の添付文書の同梱を廃止し、注意事項等情報は電子的な方法により提供されることとなったが、一般用医薬品は、引き続き紙の添付文書が同梱されている。
選択肢
1:a:誤、b:正、c:正、d:誤
2:a:正、b:正、c:誤、d:正
3:a:正、b:誤、c:正、d:誤
4:a:誤、b:正、c:誤、d:正(正解)
5:a:正、b:誤、c:正、d:正
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添付文書の記載事項【登録販売者解説】
正解の理由
添付文書は必要に応じて改訂され、養生訓は必須記載ではありません。
正しい組合せは4です。各記述は、aが誤り、bが正しい、cが誤り、dが正しいです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第5章「医薬品の適正使用・安全対策」の添付文書の記載事項と活用に関する項目です。
解法ステップ
- aの「2年に1回」に注目します。改訂は定期的に行うのではなく、必要に応じて随時行われます。
- bは、販売名に薬効名が含まれる場合、薬効名の記載が省略されることがあるというルールに合っています。
- cの「必ず」は断定しすぎです。養生訓は記載されることがありますが、必須ではありません。
- dは、医療用医薬品と一般用医薬品の添付文書の提供方法を比べます。一般用医薬品は、引き続き紙の添付文書が同梱されます。
選択肢別の誤答解説
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a:誤り×「2年に1回の定期的な改訂」→ ○「必要に応じて随時改訂」医薬品の有効性・安全性に関する新たな知見や、使用に関する情報に基づき、添付文書は必要に応じて改訂されます。決まった周期で改訂される、という記述が誤りです。
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b:正しい販売名に薬効名が含まれている場合、薬効名の記載は省略されることがあります。たとえば販売名自体から薬効が分かる場合、重ねて薬効名を記載しないことがあります。
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c:誤り×「必ず記載しなければならない」→ ○「必須記載ではない」養生訓とは、医薬品の使用だけに頼らず、日常生活で心がけることなど、病気の予防や症状の改善につながる事項です。添付文書に記載されることはありますが、必須ではありません。
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d:正しい医療用医薬品では紙の添付文書の同梱が廃止され、注意事項等情報は電子的な方法で提供されます。一方、一般用医薬品など、消費者が直接購入する製品には、使用時に添付文書を確認できるよう、引き続き紙の添付文書が同梱されます。
誤答の組合せ
- 選択肢1は、a・bは合っていますが、cを正、dを誤としているため、正しい組合せと異なります。
- 選択肢2は、b・c・dは合っていますが、aを正としているため、正しい組合せと異なります。
- 選択肢3は、a・b・c・dすべての正誤が正しい組合せと異なります。
- 選択肢5は、dは合っていますが、a・b・cの正誤が正しい組合せと異なります。
よくある誤解
- 「新たな知見に基づく改訂」と聞いて、定期的な改訂だと考えてしまうことがあります。改訂の頻度を決めつけず、「必要に応じて随時」と覚えます。
- 「生活者に分かりやすく記載」とあるため、養生訓も必須だと思い込むことがあります。分かりやすく記載されることと、必須記載であることは別です。
- 医療用医薬品の電子化を、一般用医薬品にもそのまま当てはめてしまうことがあります。紙の添付文書の同梱が続くのは一般用医薬品です。
補足コラム
添付文書の「改訂年月」は、重要な内容が変更された場合に記載され、改訂された箇所も明示されます。「定期的な改訂」ではなく、情報に応じて改訂される点を押さえましょう。
FAQ
Q. 添付文書の内容は、販売名から分かることもありますか?
A. 販売名に薬効名が含まれている場合があります。その場合、添付文書で薬効名の記載が省略されることがあります。
関連キーワード: 添付文書、改訂年月、薬効名、養生訓、電子的提供

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