戦国登販登録販売者試験 過去問
過去問・解説試験概要お問い合わせ料金プラン

登録販売者 2025年 奈良・関西広域連合・福井 問77


問題文

医薬品の副作用として現れる偽アルドステロン症に関する記述について、正しいものの組合せを選べ。
a 体内にカリウムが貯留し、体から塩分(ナトリウム)と水が失われることによって生じる病態である。 b 副腎皮質からのアルドステロン分泌が増加していることが特徴である。 c 主な症状として、手足の脱力、血圧上昇、筋肉痛、喉の渇き、吐きけ・嘔吐等がある。 d 複数の医薬品や、医薬品と食品との間の相互作用によって起きることがある。

選択肢

1:(a、b)
2:(a、c)
3:(b、c)
4:(b、d)
5:(c、d)(正解)

🔒 解説は解答すると表示されます

偽アルドステロン症【登録販売者解説】

正解の理由

偽アルドステロン症=体内にナトリウムと水が貯留し、カリウムが失われる病態です。アルドステロンの分泌が増えていないのに、アルドステロンが過剰な場合に似た状態になります。
5は、症状を述べた c と、相互作用で起こることがあると述べた d の組合せです。a は体内の変化を逆にし、b はアルドステロン分泌の状態を取り違えています。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き(令和7年4月一部改訂)」第2章「人体の働きと医薬品」の副作用に関する記述です。

解法ステップ

  1. a の「カリウムが貯留」「塩分と水が失われる」に注目します。手引きの説明と、体内の変化が合っているかを確認します。
  2. b の「アルドステロン分泌が増加」に注目します。「偽」の病態では分泌がどうなっているかを確認します。
  3. c は症状、d は発生するきっかけについての記述です。どちらも手引きの内容と照らします。
  4. 正しい記述が c・d と分かれば、その組合せを含む5を選びます。

選択肢別の誤答解説

  • a
    ×「体内にカリウムが貯留し、塩分と水が失われる」→ ○「体内に塩分(ナトリウム)と水が貯留し、体からカリウムが失われる」
    体内の変化を逆にした記述です。塩分と水が体にたまり、カリウムが失われることを押さえましょう。
  • b
    ×「アルドステロン分泌が増加している」→ ○「アルドステロン分泌が増加していない」
    アルドステロン分泌が増えていないのに、アルドステロンが過剰な場合に似た状態が生じます。ここが「偽」と呼ばれるポイントです。
  • c
    正しい記述です。 手足の脱力、血圧上昇、筋肉痛、喉の渇き、吐きけ・嘔吐などは、偽アルドステロン症の主な症状として挙げられています。
  • d
    正しい記述です。 複数の医薬品の併用や、医薬品と食品との相互作用によって起きることがあります。原因となる成分が重なる可能性にも注意します。

よくある誤解

  • a のように、ナトリウム・水とカリウムの動きを入れ替えるひっかけがあります。どちらが体にたまり、どちらが失われるかをセットで覚えましょう。
  • b は「アルドステロン症」という名前から、アルドステロン分泌も増えていると思い込ませる記述です。偽アルドステロン症では、分泌は増えていません。
  • d の「食品との相互作用」を見落とし、医薬品同士の併用だけの問題だと考えないようにしましょう。

補足コラム

偽アルドステロン症を生じることがある主な成分として、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルレチン酸、カンゾウが挙げられています。医薬品だけでなく、食品などからの摂取も関係することがあるため、成分の重複や相互作用に注意します。

FAQ

「アルドステロン症」とは、どのような状態ですか?
アルドステロンの分泌が過剰になり、高血圧、むくみ、カリウムの喪失などが生じる状態です。偽アルドステロン症は、アルドステロンの分泌が増えていないのに、似た状態になる点が異なります。
偽アルドステロン症が疑われる症状に気付いたときは、どうすればよいですか?
手引きでは、原因と考えられる医薬品の使用を中止し、速やかに医師の診療を受けることが重要とされています。

関連キーワード: 偽アルドステロン症、アルドステロン、カリウム、ナトリウム、相互作用、グリチルリチン酸二カリウム、カンゾウ
← 前の問題へこの年度をクイズで解く次の問題へ →
戦国登販クイズ機能

\ せっかくなら /

登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?

クイズ画面へ遷移する→

すぐに利用可能!

©︎2026 登録販売者試験 過去問学習サイト

このサイトについてブログプライバシーポリシー利用規約特商法表記開発者について