戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2025年 奈良・関西広域連合・福井 問117


問題文

一般用医薬品の添付文書等において、「相談すること」の項目中に「次の診断を受けた人」として記載することとされている基礎疾患等と医薬品成分・薬効群等との関係の正誤について、正しい組合せを選べ。
基礎疾患等 医薬品成分・薬効群等 a 高血圧 アセトアミノフェンが配合された解熱鎮痛薬 b 腎臓病 スクラルファートが配合された胃腸薬 c 心臓病 グリセリンが配合された浣腸薬 d 肝臓病 酸化マグネシウムが配合された瀉下薬

選択肢

1:a:誤、b:正、c:正、d:誤(正解)
2:a:正、b:正、c:誤、d:正
3:a:正、b:誤、c:正、d:誤
4:a:誤、b:正、c:誤、d:正
5:a:正、b:誤、c:正、d:正

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基礎疾患と相談対象成分【登録販売者解説】

正解の理由

高血圧とアセトアミノフェンはこの組合せでは該当せず、腎臓病とアルミニウム・マグネシウムを含む成分、心臓病とグリセリン浣腸薬は相談対象です。
1が正解です。aは誤、bは正、cは正、dは誤です。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き(令和7年4月一部改訂)」第5章「医薬品の適正使用・安全対策」の「相談すること」にある、基礎疾患等と成分・薬効群の対応です。

解法ステップ

  1. 「高血圧」と「アセトアミノフェン」の組合せが、相談対象として示された対応か確認します。この組合せは該当しません。
  2. 「腎臓病」と「スクラルファート」は、アルミニウムを含む成分と腎臓病の対応に注目します。
  3. 「心臓病」と「グリセリンが配合された浣腸薬」は、排便時の血圧低下に関する注意と結び付けます。
  4. 「酸化マグネシウム」は肝臓病ではなく、腎臓病との関係を確認します。以上の正誤は「誤・正・正・誤」となり、該当する組合せを選びます。

選択肢別の誤答解説

記述 a

× 高血圧―アセトアミノフェン配合解熱鎮痛薬 → この組合せは相談対象の対応ではありません。
この問題では、高血圧とアセトアミノフェン配合解熱鎮痛薬の組合せを正しい対応とは扱いません。成分名だけで判断せず、基礎疾患と成分・薬効群の組合せで覚えます。

記述 b

スクラルファートはアルミニウムを含む成分です。腎臓病の人では、アルミニウムなどの無機塩類が体内にたまりやすくなることがあり、使用前に相談する対象となります。そのため、この記述は正しいです。

記述 c

グリセリンが配合された浣腸薬は、排便時に血圧低下が起こることがあります。心臓病の人では症状を悪化させるおそれがあるため、使用前に相談する対象です。この記述は正しいです。

記述 d

× 肝臓病―酸化マグネシウム配合瀉下薬 → 腎臓病―マグネシウムを含む成分
瀉下薬(しゃげやく)は、便通を促す薬です。酸化マグネシウムはマグネシウムを含む成分で、腎臓病の人では高マグネシウム血症を生じるおそれがあります。肝臓病との組合せではないため、この記述は誤りです。

組合せの確認

  • 選択肢2はa・c・dの正誤が異なります。
  • 選択肢3はa・bの正誤が異なります。
  • 選択肢4はc・dの正誤が異なります。
  • 選択肢5はa・b・dの正誤が異なります。

よくある誤解

  • 成分名だけで、相談対象かどうかを決める:成分の作用だけでなく、「どの基礎疾患との組合せか」を確認します。
  • 腎臓病と肝臓病を入れ替える:酸化マグネシウムやスクラルファートは、この問題では腎臓病との関係がポイントです。
  • 心臓病の注意は飲み薬だけと思う:グリセリン配合浣腸薬も、排便時の血圧低下に関係して相談対象になります。

補足コラム

腎臓病では、成分の排泄が遅れたり、体内にたまりやすくなったりする点が注意の手がかりです。手引きでは、スクラルファートなどアルミニウムを含む成分のほか、酸化マグネシウムなどマグネシウムを含む成分も、腎臓病との関係で示されています。

FAQ

「相談すること」と「してはいけないこと」は同じですか?
同じではありません。「相談すること」は、使用前に医師や薬剤師などに相談するよう記載される項目です。「してはいけないこと」は、使用を避ける必要がある場合などに記載されます。
グリセリン配合浣腸薬では、どの点を覚えればよいですか?
心臓病の人では、排便時の血圧低下が問題となり得る点を、基礎疾患と成分の組合せで押さえます。

関連キーワード: 相談すること、基礎疾患、スクラルファート、酸化マグネシウム、グリセリン浣腸薬、腎臓病、心臓病
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