登録販売者 2024年 北海道・東北 問75
問題文
一般用医薬品の副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 医薬品は十分注意して適正に使用した場合、副作用を生じることはない。
b 副作用の早期発見・早期対応のためには、医薬品の販売等に従事する専門家が副作用の症状に関する十分な知識を身に付けることが重要である。
c 厚生労働省が作成し公表している「重篤副作用疾患別対応マニュアル」が対象とする重篤副作用疾患の中には、一般用医薬品によって発生する副作用も含まれている。
d 医薬品の販売等に従事する専門家は、購入者に対して、一般用医薬品による副作用と疑われる症状について医療機関の受診を勧奨する際に、当該一般用医薬品の添付文書等を見せて説明するなどの対応をすることが望ましい。
選択肢
1:a:誤、b:正、c:誤、d:誤
2:a:正、b:誤、c:正、d:誤
3:a:誤、b:正、c:正、d:正(正解)
4:a:正、b:正、c:誤、d:正
5:a:誤、b:誤、c:誤、d:正
🔒 解説は解答すると表示されます
副作用の早期発見と対応【登録販売者解説】
正解の理由
適正に使っても副作用は起こり得ます。早期発見には専門家の知識と適切な情報提供が大切です。
正しい組み合わせは3です。aは誤り、b・c・dは正しい記述です。根拠は、試験問題の作成に関する手引き(令和6年4月一部改訂)第2章「人体の働きと医薬品」の副作用の早期発見・早期対応に関する項目です。
解法ステップ
- aの「副作用を生じることはない」という断定に注目します。適正使用でも副作用が起こる可能性はあります。
- bは「専門家が副作用の症状を知ること」、cは「対応マニュアルに一般用医薬品の副作用も含まれること」を確認します。
- dは、受診を勧める際に添付文書等を見せて説明する対応が望ましいかを見ます。
- この正誤は「a誤・b正・c正・d正」です。選択肢1はc・d、2はa・b・d、4はa・c、5はb・cの正誤が異なります。
選択肢別の誤答解説
a
×「副作用を生じることはない」→ ○「副作用が生じることがある」
医薬品の作用はすべて解明されているわけではありません。そのため、十分注意して適正に使用しても、副作用が起こることがあります。「適正使用なら副作用は起きない」と決めつけないことがポイントです。
b
副作用の症状を早く見つけ、早く対応するため、販売等に従事する専門家が副作用の症状について十分な知識を身に付けることは重要です。症状を知っていれば、購入者からの相談対応や情報提供に生かせます。
c
「重篤副作用疾患別対応マニュアル」には、一般用医薬品によって発生する副作用も対象として含まれています。一般用医薬品だけを対象とするマニュアルではありませんが、一般用医薬品の販売等に従事する専門家が情報提供や相談対応に活用することが望ましいとされています。
d
一般用医薬品による副作用が疑われ、医療機関の受診を勧める際は、添付文書等を見せて説明する対応が望ましいとされています。何の医薬品を使ったか、どのような注意事項が記載されているかを伝える助けになります。
よくある誤解
- 「適正に使えば副作用は起こらない」と考えるのは誤りです。「副作用は適正使用でも起こり得る」が基本です。
- 「重篤副作用疾患別対応マニュアルは一般用医薬品を対象にしない」と思い込まないようにしましょう。対象疾患には一般用医薬品による副作用も含まれます。
- 添付文書等を見せて説明する対応は「望ましい」とされています。「必ず見せなければならない」と断定する書き換えに注意しましょう。
補足コラム
副作用は、長期連用だけでなく、不適切な医薬品の併用や、医薬品を服用するときのアルコール飲用などが原因で起こる場合もあります。副作用の早期発見だけでなく、使用状況に応じた情報提供も大切です。
FAQ
「重篤副作用疾患別対応マニュアル」は一般用医薬品専用ですか?
いいえ。一般用医薬品専用ではありません。対象となる重篤副作用疾患には、一般用医薬品によって発生する副作用も含まれています。
関連キーワード: 副作用、早期発見、重篤副作用疾患別対応マニュアル、添付文書、情報提供

\ せっかくなら /
登録販売者を
クイズ形式で学習しませんか?
クイズ画面へ遷移する→
すぐに利用可能!
