戦国登販登録販売者試験 過去問
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登録販売者 2022年 中国・四国 問06


問題文

医薬品の不適正な使用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 一般用医薬品には習慣性・依存性がある成分を含んでいるものがある。 b 青少年は、薬物乱用の危険性に関する認識や理解が十分であり、特別な注意は必要ない。 c 医薬品の販売等に従事する専門家は、必要以上に大量購入や頻回購入を試みる者等に、積極的に事情を尋ね、状況によっては販売を差し控えるなどの対応をすることが望ましい。 d 薬物依存は、医薬品を乱用した場合に生じることがあり、連続的、あるいは周期的に摂取することへの欲求を常に伴っている行動等に特徴づけられる精神的・身体的な状態のことをいう。

選択肢

1:a:誤、b:誤、c:正、d:誤
2:a:正、b:正、c:誤、d:誤
3:a:正、b:誤、c:正、d:正(正解)
4:a:誤、b:正、c:正、d:正
5:a:誤、b:誤、c:誤、d:正

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医薬品の不適正使用と依存【登録販売者解説】

正解の理由

一般用医薬品にも習慣性・依存性のある成分があり、乱用や薬物依存につながることがあります。
3は、aが正、bが誤、cが正、dが正という組み合わせです。根拠は、厚生労働省「試験問題の作成に関する手引き」第1章「医薬品に共通する特性と基本的な知識」の「不適正な使用と副作用」などです。

解法ステップ

  1. aの「一般用医薬品にも」という部分に注目します。一般用医薬品のすべてではなくても、習慣性・依存性のある成分を含むものはあります。
  2. bの「認識や理解が十分」「特別な注意は必要ない」は、青少年についての手引きの説明と反対です。
  3. cは「大量購入や頻回購入」と「事情を尋ねる・販売を差し控える」が判断の目印です。
  4. dは、薬物を繰り返し摂取したい欲求と、精神的・身体的な状態が述べられているかを確認します。

選択肢別の誤答解説

a 正
一般用医薬品にも、習慣性・依存性のある成分を含むものがあります。「一般用だから依存の心配はない」とは限りません。
b 誤
×(認識や理解が十分で、特別な注意は必要ない)
青少年は、薬物乱用の危険性についての認識や理解が必ずしも十分ではありません。好奇心から、身近に入手できる薬物を興味本位で乱用することがあるため、注意が必要です。
c 正
必要以上の大量購入や頻回購入をしようとする人には、専門家が事情を尋ね、状況に応じて販売を差し控えるなど、慎重に対応することが求められます。購入者の求めにそのまま応じるのではなく、購入の背景にも目を向ける点が大切です。
d 正
薬物依存は、医薬品の乱用によって生じることがあります。薬物を連続的、または周期的に摂取したいという欲求を伴う行動などによって特徴づけられる、精神的・身体的な状態です。

よくある誤解

  • **「一般用医薬品なら依存性はない」**と思い込む誤りです。一般用医薬品にも、習慣性・依存性のある成分を含むものがあります。
  • **「青少年は危険性を十分理解している」**と、bのように説明を反転させる書き換えに注意してください。手引きは、認識や理解が必ずしも十分でないとしています。
  • **「販売時は購入者の希望どおりに対応する」**と考えるのも誤りです。大量購入などが見られる場合は、事情を尋ね、状況に応じて慎重に対応します。

補足コラム

手引きでは、「依存性」は依存を形成する性質、「習慣性」は明確な依存を形成するほどではないものの、習慣的な使用につながりやすい性質として区別しています。どちらも、医薬品の不適正な使用を考えるうえで重要な用語です。

FAQ

Q. 大量購入を希望された場合、必ず販売を断るのですか?
A. 一律に断るという意味ではありません。事情を尋ね、状況に応じて販売を差し控えるなど、慎重に対応することが求められています。
Q. 薬物乱用防止の啓発は、どの年代から大切ですか?
A. 手引きでは、小中学生のうちから医薬品の適正使用の重要性などを啓発することが重要とされています。

関連キーワード: 不適正な使用、習慣性、依存性、薬物乱用、薬物依存、青少年、販売時の対応
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